本記事では、前日に何をしたら良いのか分からない方や、当日どのように過ごしたら良いのか不安な方に向けて、TOEICの前日や当日にやった方が良いことや、反対に避けた方が良いことをご紹介していきます。
実は、TOEIC試験前日は基本的に勉強量を減らした方が良いことをご存知でしたか?
集中力を本番の試験に使うために、前日や当日は最低限のリスニングや単語の確認で済ませたほうが良いです。
こういった内容を使って、ご自身に最適な直前の過ごし方を見つけ出してください。
この記事から分かること
○TOEICの試験前日と当日の過ごし方
○試験直前に避けた方が良いこと
○前日でもできるTOEICの対策方法
この記事はこんな人向けです。
この記事を読んでほしい人
○直前の過ごし方が分からない方
○試験直前に避けた方が良いことを知って気をつけたい方
○直前にどんな対策をしたら良いか知りたい方
それでは、内容に入っていきます。
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TOEIC前日のおすすめの過ごし方
皆さんはTOEICの前日をどのように過ごしていますか?
本番での得点が上がるように、当日はもちろん、前日の過ごし方もご自身の中で見つめ直してみてください。
まず、前日には下記のようなことを行い、本番に備えましょう。
当日の持ち物を確認する
まず1つ目は試験当日の持ち物を確認することです。
当日に持ち物を確認して足りないものが見つかると、買いに行く時間がなくて受験できない場合もあります。
また、急いでいてうっかり家に忘れ物をしてしまう可能性もあるので、前日のうちに持ち物を確認してカバンに入れておきましょう。
当日バタバタしてしまうと、落ち着いて試験を受けることができなくなってしまい、スコアが落ちてしまうかもしれません。
特に、証明写真が貼られた受験票と身分証明書は必ず持っていきましょう。
これらがないと、そもそも受験会場に入ることができません。
TOEIC当日に持っていく必要があるものは下記です。
・受験票(証明写真付き)
・身分証明書
・筆記用具(シャーペン、鉛筆、消しゴムなど)
・腕時計
・ティッシュ
・マスク
・暑さが調整できる衣類
・普段使っている参考書
・イヤホン
・飲み物
・目薬
TOEIC当日の持ち物の詳細やダウンロードできるチェックリストは下記ブログでご紹介しているため、詳しく知りたい方はそちらもあわせてご覧ください。
当日のスケジュールを確認する
2つ目は当日のスケジュールを確認しておくことです。
コロナ前の集合時間は12時30分でしたが、コロナを経て、午前の部の受講と午後の部の受講に変更されました。
午前実施 | 午後実施 | |
---|---|---|
受付 | 9:25~ 9:55 | 14:05~14:35 |
試験の説明・音テスト | 9:55~10:20 | 14:35~15:00 |
試験開始~試験終了 | 10:20~12:20 | 15:00~17:00 |
問題用紙・解答用紙の回収 | 12:20~12:35 | 17:00~17:15 |
解散 | 12:35(予定) | 17:15(予定) |
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide02.html 参考
会場の最寄駅や、会場までどの電車・バスを使うのかを事前に確認しておきましょう。
しっかりと睡眠をとる
TOEICは幅広い範囲から新しい問題が出されるため、直前に詰め込んでスコアが上がるようなテストではありません。
そのため、一夜漬けは逆効果で、体調を崩すことにつながる上に、脳が働かずにスコアが本来よりも落ちてしまうことも考えられます。
不安でつい勉強をしてしまう気持ちはわかりますが、しっかり休んで当日ベストな状態で試験に挑めるようにしてください。
集中力が鍵となるので、勉強はできるだけしない
一つ前の項目と繋がる部分もありますが、前日に新しい教材を使ったり、できる限り復習を行うなど、頭が疲れてしまうことをしないようにしましょう。
TOEICは緊張状態の中、2時間も集中力を維持する必要があるため、前日や当日朝に疲れるまで勉強してしまうと、試験終了まで集中力が続きません。
そのため、できる限り勉強量は落としてリラックスしつつ、夜は早めに寝ましょう。
簡単な単語チェック
語学の試験では、語彙力はとても重要です。
そのため、一度使った単語帳を疲れない程度に見直しておきましょう。
ちなみに、TOEIC直前に知っても本番で活用できるテクニックはこちらでご紹介しているため、興味がある方はぜひご覧ください。
TOEIC試験前日に避けた方が良いこと
前章では、TOEIC試験前日のおすすめの過ごし方をご紹介しました。
本章では反対に、試験前日に避けた方が良いことをご紹介していきます。
お酒を飲む
まず、お酒を飲むことです。
お酒を飲むことで眠りにつきやすくなる方もいらっしゃると思いますが、睡眠が浅くなってしまい、試験当日朝に疲れが残った状態になってしまいます。
また、二日酔いは絶対に避けましょう。
睡眠時間を削る
睡眠を削る行為も集中力の低下につながるのでご注意ください。
普段寝る時間より早く寝ようとすると寝れないこともあるので、試験の1週間前くらいから調整を始めましょう。
緊張で寝れない方は、半身浴をしたり、紅茶を飲んだりとリラックスするようにしましょう。
新しい参考書を使う
TOEICは語学の試験なので、一度解いてすぐに内容が身につくようなものではなく、反復が重要になります。
単語や表現、解き方のコツなどを除いて、直前に新しい教材に手をつけても点数アップにつながりにくいです。
もし教材を使った勉強をする場合は、試験直前は新しい教材ではなく、普段から使っている教材を使うようにしましょう。
TOEIC当日の過ごし方
前日の過ごし方をご紹介したので、次に当日の過ごし方をご紹介していきます。
早めに起きる
脳を活性化させて集中しやすくなるように、試験時間に間に合うギリギリよりも早めに起きるようにしましょう。
また、時間に余裕を持つことで、食事を済ませたり、持ち物の再確認をしたりとリラックスした状態で試験会場に向かうことができます。
特に午前の部を受講される方はギリギリまで寝ていたい気持ちもわかりますが、バタバタして忘れ物をしたり、朝食を抜いてしまったりといったことがないように気をつけましょう。
午後の部を受講される方も、疲れが出ないように、午前中に勉強を詰め込むことや友達と遊ぶことなどは極力避けましょう。
ご飯は軽く済ませる
午前の部の方も、午後の部の方も、試験中に眠くなったり、気持ち悪くなったりしないために、重いものを直前に食べることは避けましょう。
完全に食事を抜くことも、頭が回らなくなるので避けてください。
個人的には、パンやおにぎり、1本満足バーくらいがちょうど良いので、試験前はそれらを食べていました。
TOEIC中には休憩時間がないので、飲み物の飲み過ぎや、ご飯の食べ過ぎでトイレに行くことにならないようにしましょう。
軽く耳を慣らすためにリスニングの音声を聞く
個人的には、試験会場に入る前、もしくは試験会場に入ってから5〜10分くらいリスニングの音声を聞くことをおすすめします。
あまり長く聴きすぎると疲れてしまいますし、反対に全然聞かないと試験開始直後に少し戸惑ってしまう可能性があるからです。
リスニングが始まったタイミングで上手く切り替えれるように、軽く耳を慣らしておきましょう。
時間に余裕を持って会場に着く
基本的に試験日当日はできる限り焦らないようにリラックスしておく必要があります。
受付時間ギリギリに会場についてしまうと、トイレに行く時間がなかったり、軽くリスニングの音声を聞く時間がなかったり、最悪の場合間に合わずに受験できない可能性もあります。
焦っている状態で試験を受け始めるのと落ち着いて集中している状態で試験を受け始めるのではリスニング前半のスコアが大きく変わるので、余裕を持って行動しましょう。
時間配分を再確認する
TOEICは時間配分がとても大事です。
特にリーディングは時間配分を間違えてしまうと、後半の問題を見ることなく終わってしまう可能性もあります。
基本的に、Part5は12分、Part6は8分、Part7は55分かけて解けるように調整しましょう。
TOEIC試験当日に避けた方が良いこと
最後に、TOEIC試験当日に避けた方が良いことをご紹介していきます。
新しいことに手をだす
前日に避けた方が良いことでもご紹介しましたが、直前で新しい問題を解いても身につかない上に、わからない問題があると不安になり自信を無くしてしまうことにも繋がるので避けましょう。
試験中にトイレへ行く
TOEICでは離席中の時間は延長されません。
特に、リスニング中にトイレに行ってしまうと、そもそも音声を聞けないので正解する可能性が低くなります。
リーディングも時間との勝負なので、スコアを伸ばしにくくなります。
トイレを我慢して問題を解き続けても集中力が切れてしまうので、余裕を持って会場について、トイレはしっかりと済ませるようにしましょう。
カフェインの取りすぎ
カフェインはトイレが近くなってしまうので要注意です。
コーヒーが飲みたくなる気持ちも分かりますが、我慢してお水を飲むようにしましょう。
カフェインが入った飲み物も少量なら大丈夫です。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、TOEIC直前の過ごし方をご紹介しました。
皆さんそれぞれリラックスできる過ごし方があると思いますが、もし使えそうな内容があれば試験直前の過ごし方に取り入れてみていただけると嬉しいです。
また、これからどんどんスコアを伸ばしていきたいと思っている方は、TOEIC後の復習も重要であるため、下記記事をぜひブックマークして、試験後に見直してみてください!