TOEICのPart7を対策したいと考えている方は多いと思いますが、勉強方法や教材が分からないことってありますよね。
正直Part7ってどこから手をつけたら良いのか分かんない。
僕のおすすめの勉強方法や教材を紹介するね。
TOEIC Part7を対策する際は、時間配分を意識しつつ、読み飛ばしを減らす必要があります。
本記事では、TOEIC Part7の対策に困っている方に向けて以下のような内容を紹介します。
- なぜTOEICのPart7は難しいのか?
- TOEICPart7の勉強の進め方
- TOEICPart7の勉強をするときに意識して欲しいこと
- TOEICのPart7対策におすすめの教材
- TOEIC対策がなかなか継続できない人におすすめしたいこと
Part7の設問や出題パターンを知りたい人はこの記事もチェックしてみてください。
なぜTOEICのPart7はむずかしい?
僕は、TOEICのPart7が難しいと言われている原因として大きく3つあると考えています。
時間が足りない
まず一番の原因は時間が足りないことです。
Part7は全部で54問もあり、複数の長文を読むため、時間が足りなくなりがちです。
特にPart7に慣れていない方や勉強を始めたばかりの方は後半の10問〜15問以上を時間切れで適当に塗りつぶした経験があるのではないでしょうか?
時間をかければ解ける問題も多く、難易度が高くない問題も多いのですが、常に時間に追われる形になるため、難しく感じる方や苦手意識を持つ方が多くなっていると思います。
繰り返し本文を読み返さないと理解できない
早く英文を読もうとするほど、内容が頭に入ってこないことってありますよね。
英文を早く読むためには、ただ早く読もうとすれば良いわけではなく、英語を英語のまま理解することが重要です。
そのための訓練に最適なのが「精読」です。
最初は読み返しを減らすために、落ち着いて読む練習をして、読めるようになったらスピードを求めましょう。
何度も読み返すと、結果的に普通に読むよりも時間がかかることは多いです。
何度も読み返す頃になっていないかを確認し、もし該当する場合は「精読」のトレーニングに挑戦してみてください!
集中力が続かない
最後に集中力が続かない点です。
特にPart7は終盤で、文章量も多いので、集中力が切れると問題を解けなくなります。
日頃から全体を通して受験する練習をしておくことが重要です。
僕の場合は、集中力が切れてきたら、試験中に20秒だけ目を瞑って休んでいます。
集中できるようになるなら、数秒捨てても問題ないかもね。
疲れてくると頭が回らずに読み返しにも繋がるため、集中力をコントロールするための工夫を考えておくと最後まで頑張れると思います。
TOEICPart7の勉強の進め方
それでは、勉強をする時におすすめの解き進め方をご紹介していきます。
まずは時間通りに一回解いてみる
まずは、時間を測りながら問題を解いてみてください。
リーディングは特に全体を通した時間管理と集中力が重要なので、まとまった時間で75分のリーディングを解きましょう。
まとめて75分も取れない場合は、Part7の対策では、全体の54問を55分で解けるようにしてみましょう。
55分の確保も難しい場合は、1つの設問につき1分を割り振る形で解くことをおすすめします。
本番が近い場合は多少無理してでも75分を確保し、時間感覚や集中力のコントロールをしましょう。
制限時間が来たら、どこまで解けたかを把握した状態で、残りの問題にも取り組みましょう。
解けた問題番号にマークとかつけるとわかりやすいです。
手をつけていない問題の答えを見てしまうと貴重な問題が無駄になってしまいます。
答え合わせをして解けなかった原因を特定する
全問解き終わったら、次は答え合わせをしていきましょう。
答え合わせの際には、問題を解けた理由と解けなかった原因を把握しましょう。
解けなかった原因も色々あると思います。
・単語がわからなかったのか?
・文法で躓いていたのか?
・そもそも全体の内容を把握できてなかったのか?など
原因を特定して、次に解くときには、その回答になる理由まで把握した上で解けるようになりましょう。
また、読んでも分からなかった文章は、使われている文法や単語を調べて理解できるようになることが重要です。
答え合わせと復習はとても時間がかかります。シングルパッセージ1つを精読するだけでも10分以上かかった記憶があります。
長文に出てきた知らなかった単語や文法はノートやスマホのメモ帳などに書いておくと、後からすぐに見返せるのでおすすめです。
僕は、専用ノートを作っていましたが、途中から自分だけのLINEグループに送信するようになりました。
履歴も残りますし、隙間時間に見返せるのでおすすめです。
期間をあけて解き直す
最後に、知識が定着したのかを確認するために、期間を空けてもう一度問題を解いてみましょう。
STEP2が終わってすぐは内容を完全に覚えてしまっているはずなので、一週間前後がベストだと思います。
それでも答えを覚えてしまっている場合は、回答に行き着く根拠をもって答えられるようになるのがおすすめです。
解き直しのタイミングで、知識が定着しているのかを確認しましょう。
TOEICPart7の勉強をするときに意識して欲しいこと
勉強をする時に意識して欲しいことは5つあります。
本番の時間配分を意識しながら演習する
TOEICでは時間管理と集中力の持続が重要なので、問題を解くときはできる限り時間を意識しましょう。
リーディングの対策では、75分確保して通しで解くことがおすすめです。
忙しくて75分も取れない方はPart7全体の54問を55分で解けるようにしましょう。
それも難しい場合は1つの設問につき1分を割り振る形で解きましょう。
本番が近いようでしたら多少無理してでも75分の時間を作り、時間感覚や集中力のコントロールをするように頑張ってみてください。
読み直しをしない
次に「読み直しをできるだけしない」ように意識してみてください。
英語を英語のまま理解することが重要なので、文頭からできる限り戻らずに内容を理解するようにしましょう。
また、「精読」を繰り返すことで読み直さずに文頭から英文を理解できるようになります。
読み直しが減ると時間の節約になりますよ。
難しいけど効果は大きいんだね。
出題パターンに慣れる
TOEICの問題は基本的にパターンが似ています。
そのため、練習の段階から問題を解くときに、パターンを意識することで、対策方法が身につくので、問題を解く時間を短縮できます。
Part7で優先した方が良い問題と捨てても良い問題に関しては以下の記事で解説しているのであわせてご覧ください!
飛ばし読みをしない
飛ばし読みをすると、一回で内容を理解できずに何度も文章を読み返すことになるので、結果的に時間がかかります。
そのため、ゆっくりでも良いので、最初は飛ばし読みをせずに文頭からしっかりと内容を把握するようにしましょう。
読み直しの原因の一つに読み飛ばしがあるんだね。
文章を読む量をできるだけ増やす
適当に読めば良いわけではありませんが、Part7で高得点を取るためには、ある一定量の英文を読むことは不可欠です。
集中力の維持や英文の読み方、英語を英語で理解する方法の理解などを達成するためにはしっかりと一定量以上の英文を読む必要があります。
時間をかけても良い方はできる限り読む英文量を増やせるようにしてみてください。
また、TOEICのPart7を対策する際に使えるコツを以下の記事で紹介しているので興味がある方はご覧ください!
TOEICのPart7対策におすすめの教材
それではPart7の対策におすすめしたい教材を紹介していきます。
リスニングやリーディングを含む全体を通してTOEICを対策する際におすすめの参考書は以下の記事で別途紹介しているのでぜひそちらもご覧ください。
公式TOEIC Listening & Reading問題集
公式問題集は2回分の模試が収録されています。
TOEICでは本番で問題を持ち帰ることができないため、実質一番TOEICの本番に近い問題がまとめられている問題集です。
まだ一冊も持っていないという方は、一番新しい分から使っていきましょう。
現時点での最新の公式問題集は11です。
TOEICL&Rテスト究極のゼミPart7
この教材はPart7の力を伸ばすことに特化しています。
この教材では、Part7の各文章の形式や問題の種類を問題を解きながら解説してくれます。
解説用の問題だけでなく、試験用の問題もついているので、解説を読んで身につけた注意するポイントを試すこともできます。
僕もパート7で伸び悩んだときにこの教材を使って点数をあげることができたのでおすすめです。
TOEICテスト 非公式問題集 至高の400問
3回分の模試が収録されており、問題を解くときのテクニックやつまずきやすいポイントが丁寧に説明されています。
先ほど「公式問題集」の説明で書きましたが、力試しや事前の確認として使う場合にはTOEICの公式が出している公式問題集が良いです。
しかし、公式問題集では問題の解説は載っているものの、問題を解くためのテクニックやつまずくポイントについては解説されていません。
非公式問題集ではそれらを含めたしっかりとした解説がついているのでスコアを伸ばせるので、公式問題集の他に非公式問題集も併用して勉強していきましょう!
TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問
この問題集の一番の特徴はTOEICのリーディングの模試が7回分入っているところです。
リスニング用は別に一冊あるため、この問題集には収録されていませんが、リーディングの問題を回数こなすことで解けるようになりたい方にはおすすめです。
しかし、
・回答や日本語訳はついていても詳細な解説がついていない。
・問題のレベルが他の問題集と比べて高い。
という問題点があります。
そのため、TOEICの問題に慣れている中級者以上の方にはおすすめですが、初心者の方は挫折してしまうかもしれないので注意してください。
TOEICの勉強が続かない方は…
自分だけだと勉強が続かない方はTOEICに特化したアプリの活用や、講座の受講がおすすめです。
アプリを活用すれば、隙間時間でTOEIC対策ができますし、オンライン英会話スクールでは仕事終わりに自宅から受けられるので、スクールへ通う時間や手間、コストを抑えることができます。
オンライン英会話と聞くと、話すことに特化して練習するイメージが強い方も多いと思いますが、実はTOEICなどの資格対策を日本人講師の方から受けることができるオンライン英会話も存在します。
おすすめのアプリとオンライン英会話を下記にいくつか紹介しておきますので、ぜひご覧ください。
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まとめ
今回は主にTOEICのPart7対策におすすめしたい勉強法と問題集をご紹介しました。
Part7は対策に時間も労力もかかって大変ですが、解けるようになるとリーディングスコアが上がって800点突破も目指せるようになります。
ぜひ、しっかりと対策して高得点が取れるように頑張っていきましょう。
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リスニングが苦手な方や聞き取れない方に見てほしいリスニング対策の勉強方法や解き方のコツをまとめた記事も公開しているので、そちらもぜひご覧ください。