TOEICは就活や昇進にも使われることがあり、できるならハイスコアを取っておきたいものです。
しかし、たくさん勉強したにも関わらずスコアが下がってしまうことってありますよね。

あんなに勉強したのに…
才能がないのかも…
と落ち込んでしまう気持ちもわかりますが、少し待ってください。
実力はしっかりついているのに、たまたま今回スコアが低かった可能性もあるんです。
本記事では、TOEIC対策したのにスコアが下がって落ち込んでしまっている方に向けて、
・TOEICの点数が下がった理由
・TOEICの点数が下がった場合に試して欲しいこと
・TOEICの点数が下がった方に向けたQ&A
などを紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
勉強したのにTOEICの点数が下がった方へ
努力したにも関わらず、スコアが下がってしまうことは、TOEICを受験した多くの人が経験することです。
何度も受験を重ねる中で感じることかもしれませんが、スコアの変動があなたの英語力そのものを表すわけではありません。
会場が自分に合っていなかったり、隣の人が貧乏ゆすりをしていたりと様々な原因でスコアが下がってしまうことがあるため、一時的にスコアが下がってもがっかりせずにスコアアップを目指して勉強を継続することが重要です。
本記事では、TOEICの点数が下がってしまう理由や下がった時に試して欲しいことをまとめて紹介していくので、自分がどのパターンに当てはまるかを分析しつつ、実力がついていることを信じて勉強を継続してみてください!
TOEICの点数が下がった理由
それでは、TOEICの点数が下がった理由として考えられるものをいくつかみていきましょう。
体調が良くなかった
試験当日の体調は、TOEICスコアに大きな影響を与えます。
前日、十分な睡眠が取れなかったり、風邪を引いたりしていれば、集中力が欠けてしまい、思ったように問題に取り組めないことでしょう。
特にTOEICは200問もあり、2時間も集中する必要があるハードな試験であるため、体力と集中力の勝負にもなり得ます。
そのため、体調のコントロールが上手くできていないとスコアが下がってしまうことでしょう。
問題との相性が悪かった
TOEICの問題の中には、受ける人によって得意不得意が異なるものがあります。
たとえば、リスニングセクションで苦手なアクセントの問題が出されたり、自分が全く知らない分野から出題されたりしたら、普段のスコアに届かない場合があります。
このように、問題との相性もスコアに影響を与える要素になります。
リーディングの時間配分がうまく行かなかった
TOEICは時間との戦いでもあります。
特にリーディングセクションでは、100問を75分で解かなければなりません。
そのため、各問題にかける時間を効率的に配分する必要があります。
頭では分かっていても、一つの問題に時間を使い過ぎてしまうと、後半の問題に全く手がつけられなくなります。
こうした時間配分の失敗は、点数が大きく下がる要因の一つです。
試験を受ける環境が良くなかった
音の問題や、空調の効きが悪いなどの試験会場の環境も、集中力が低下する原因になります。
特に、他の受験者が近くで貧乏ゆすりをしていたり、リスニングの重要な場面で咳をされたりすると、問題に集中することは難しいでしょう。



僕も春に受けたTOEICで、斜め前の人の貧乏ゆすりと隣の人の咳が気になったのを思い出しました。
このように、試験環境が悪いことも、スコアが下がる原因です。
運が良くなかった
最後に、運も大きな要素です。
運悪く、問題の中に自分が全く対策できていない内容が含まれていた場合、思うようにスコアを伸ばせないことがあります。
練習の段階では正当数が高かったパートでも、英文がたまたま知らない単語やイディオムを含んでいた場合、回答は難しいでしょう。
こうした色々な要因が重なることで、勉強した成果が上手く発揮できずにTOEICスコアが下がってしまうことがあります。
しかし、スコアが下がったからといって、英語力が低下したわけではないので、不安にならないようにしましょう。
TOEICのスコアダウンを少しでも減らすには?
TOEICのスコアダウンを少しでも減らすには、どのように準備すれば良いのでしょうか?
試験前日は緊張して、一生懸命勉強する人が多いですが、実はそれが逆効果になる場合もあります。
試験前日と当日の過ごし方を調整し、体調が万全の状態で試験に臨むことで、TOEICのスコアが下がる確率を減らすことにつながることでしょう。
以下の記事で、
・試験前日と当日におすすめの過ごし方
・試験前日と当日に避けた方が良いこと
などについて、詳しく説明しているので、ぜひ合わせてご覧ください。


TOEICの点数が下がった場合に試して欲しいこと
TOEICのスコアが下がってしまったとき、多くの方が「自分の努力が無駄だったのではないか」と不安に感じてしまうかもしれません。
しかし、スコアの変動は努力の結果を否定するものではありません。
ここでは、スコアが下がった場合に試して欲しいことを詳しく解説します。
勉強してもスコアが下がることを知っておく
まず重要なのは、「勉強してもスコアが下がる可能性がある」ことを知っておくことです。
試験会場の雰囲気や他の受験者の様子など、運に左右されてしまう部分も多く、勉強をしても必ずスコアが上がるとは限りません。
また、毎回新しい問題が出るため、トピックについて知らない場合は不利になってしまいます。
これまで勉強して得た知識は蓄積されているので、スコアが下がった場合は、何が悪かったのかを分析し次に活かすことでスコアアップに繋げられることでしょう。
今回解けなかったパートを対策する
試験で特に苦手だったパートを見つけ、対策することも重要です。
自分の弱点を明確にすることで、次の試験に向けて具体的な学習スケジュールをたてることができます。
特定のパートの対策には、特急シリーズがおすすめです。
問題数も豊富で、解説も充実しているので、まだ試したことがない方はチェックしてみてください。
リスニングが解けなかった方の中で紙の教材を使った対策が難しい場合は、隙間時間にスマホで対策できる「スタディサプリTOEIC」がおすすめです。
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継続してTOEIC対策を行う
TOEICスコアが下がってしまった場合でも、気持ちを切らさず、継続して勉強することが大切です。
途中で勉強をやめてしまうと、せっかく積み重ねてきた知識が無駄になってしまいます。
「単語を1日10個覚える」「英語の音声を5分きく」などの無理のない範囲で良いので、少しずつでも勉強を続けましょう。
本番の時間配分を見直す
最後に、本番での時間の使い方を考え直すことも重要です。
特にリーディングの時間配分はTOEICスコアに大きく影響します。
僕はPart5に12分、Part6に8分、Part7に55分を使うようにしていますが、人によって適切な時間配分は変わります。
時間配分が上手くいかなかったと思った方は、練習の段階で各パートの時間配分を見直してみてください。
今回TOEICスコアが下がっても次回は上がるかもしれない
TOEICのスコアが下がったら、どうしてもネガティブな気持ちになりがちですが、次回の試験では大きくスコアが上がる可能性もあります。
スコアが下がったことを失敗と捉えるのではなく、次回の試験につながるものと考えるようにしましょう。
問題の分析を行いつつ、どうやったら良いコンディションで試験を迎えられるのかを含め、ノートに書き出してみると良いでしょう。
もしかしたら外部環境の問題でスコアがたまたま下がっただけかもしれないですし、苦手な問題に直面してスコアが下がったかもしれません。
問題に対して適切に対処できれば、次はスコアを上げることができることでしょう。
スコアダウンを恐れず、次回に向けてしっかりと準備をして、自信を持って臨んでみてください!
TOEICの点数が下がった方に向けたQ&A
それでは最後に、TOEICの点数が下がった方に向けたQ&Aをみていきましょう。
どうして勉強してもスコアが下がってしまうのですか?
当日のコンディションの影響や問題との相性などが考えられます。
試験当日にお腹が空いていたり、十分な睡眠をとれなかったりすれば、集中力が落ち、本来の力を発揮できなくなります。
また、TOEICは毎回異なる問題が出題されるため、慣れていないテーマや形式の問題に遭遇した場合、ミスが増える可能性があります。
TOEICの苦手パートを特定する方法には何がありますか?
僕がおすすめしているのは、公式問題集や非公式問題集を活用し、2時間通しで問題を解いてみることです。
その際に、正答率が低いパートや解きにくいと感じたものが苦手パートだと考えています。
まとめ
本記事では、TOEICのスコアダウンの原因や今後の対策などについて紹介しました。
TOEICの対策は重要ですが、一部の外部要因によってスコアが下がってしまうことは珍しくありません。
そのため、何が原因でスコアが下がってしまったのかを分析し、適切に対処することが求められます。
最も避けて欲しいことは、モチベーションを失って勉強を止めてしまうことです。



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