TOEICの試験を受講する方の中には、TOEICの試験会場に持って行く必要があるものや快適にTOEICを受験するために持ち込んだ方が良いものが曖昧で困っている方も多いのではないでしょうか?
持ち物を事前に用意しておき、当日は安心して試験に集中できる環境を作っておくことで、当日ソワソワした場合と比較してスコアアップを見込めることでしょう。
そこで、本記事では、TOEIC当日の持ち物を把握できていない方に向けて
・TOEIC会場に持参しないと受験できないもの
・TOEIC会場に持参すると便利なもの
・ダウンロードできる持ち物リストのチェック表(本記事の最後)
などをご紹介していきます。
ぜひ本番で力を発揮できるようになるために最後までご覧ください。
また、これからどんどんスコアを伸ばしていきたいと思っている方に向けて、TOEIC後に試して欲しいことをまとめたので、下記記事をぜひブックマークして、試験後に見直してみてください!
TOEIC当日に持って行くべき持ち物リスト
それではまず、TOEIC当日に持って行くべき持ち物リストをご紹介します。
本サイトで推奨している持ち物は全部で11個あります。
・受験票(証明写真付き)
・身分証明書
・筆記用具(シャーペン、鉛筆、消しゴムなど)
・腕時計
・ティッシュ
・マスク
・暑さが調整できる衣類
・普段使っている参考書
・イヤホン
・飲み物
・目薬
TOEIC会場に持参しないと受験に影響が出るもの
上記の中で、TOEIC会場に持参しないと受験に影響が出るものは下記4つです。
・受験票(証明写真付き)
・身分証明書
・筆記用具(シャーペン、鉛筆、消しゴムなど)
・腕時計
受験票(証明写真付き)
試験日の約2週間前に郵送されてくる受験票は、試験当日の受付時と試験中に必要になります。
受験票が届いたら、まずは会場の場所や開始時間を確認しておきましょう。
間違った会場に行ってしまったり、開始時間(コロナの影響で午前の部、午後の部ができたため)を間違えてしまうと努力が水の泡になってしまいます。
また、当日会場に持参する前までに、証明写真の貼り付けと氏名の記入が必要になることにご注意ください。
試験中も机の上に試験表を置いておく必要があるので、無くさないように注意しましょう。
写真は下記規定に従って撮影しましょう。
・サイズは縦4cm×横3cm
・6ヶ月以内に撮影
・フチなし
・正面を向いたご本人の顔がはっきり確認できる(顔に影がないもの)
・ご本人のみが写っている
・上半身無帽で、頭部全体が写っている人物の後ろは何も写っておらず白または薄い色
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide02/guide03_02_02.html 参考
身分証明書
次に、受験会場で受付する場合は受験票と同時に、身分証明書の提示も必要となります。
公式で認められている身分証明書は下記のようになっています。
・運転免許証
・学生証/学生手帳/生徒手帳(デジタル学生証も可)
・パスポート(パスポートは海外発行も可)
・マイナンバーカード(個人番号カード)
・住民基本台帳カード
・在留カード
・特別永住者証明書
・仮運転免許証
・運転経歴証明書
・障害者手帳(身体障害者手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳)
https://www.iibc-global.org/toeic/test/lr/guide02.html?&_ga=2.71409749.798821727.1676103938-399030981.1672991890#anchor02 参考
これら以外の書類は認められず、原本のみ有効なので、ご注意ください。
筆記用具(シャーペン、鉛筆、消しゴムなど)
シャーペンや鉛筆、消しゴムは普段から使い慣れているものを用意しておきましょう。
新しいものを使ってしまうと、安心感が得られずに緊張状態が続いてしまう可能性もあります。
また、机から落としてしまった場合なども考慮して、シャーペンや鉛筆は2本以上、消しゴムも2個以上机に出しておくようにしてください。
個人的におすすめしたいシャーペンをご紹介しておきます。
こちらのシャーペンは、芯がとても太く、簡単にマークシートを塗ることができます。
価格も安いので、騙されたと思って試してみてください。
腕時計
会場に壁掛け時計が用意されていないこともあるため、腕時計は必ず用意しましょう。
受験したことがある方ならご存知だと思いますが、リーディングでは時間配分がとても重要です。
時計は装飾の少ない、針が見やすいものにしましょう。個人的にはデジタル時計の方が、パッと残り時間を把握できるので好きです。
練習の段階から本番形式で時計を使ってみて、使いやすいものを持参するようにしてください。
ちなみに僕は、ホームセンターで1000円くらいで売られていたデジタル時計を使用しました。
TOEIC会場に持参すると便利なもの
一方で上記の中で、TOEIC会場に持参すると便利なものは下記7つです。
・ティッシュ
・マスク
・暑さが調整できる衣類
・普段使っている参考書
・イヤホン
・飲み物
・目薬
ティッシュ
特に春の花粉症シーズンにはティッシュが必須です。
会場に用意されていないため、持参しておきましょう。
試験中はティッシュの中身だけを袋から出して、机の上に置くことができます。
ティッシュを机の上に置くときは試験管に一言声をかけておくと良いでしょう。
マスク
コロナ禍ではマスク着用が必須でしたが、2023年4月1日以降は任意になっています。
任意ではあるものの、くしゃみや咳が出てしまう方は着用するようにしましょう。
暑さが調整できる衣類
着用する衣類は、パフォーマンスを発揮するために実は重要な要素です。
夏でも冷房が効きすぎて寒いことはありますし、反対に冬でも暖房が効きすぎて暑いこともあります。
快適な温度でない中、試験に集中することは難しいです。
そのため、夏でも薄手の長袖を持って行ったり、冬はアウターの中に薄手の長袖を着たりと調整できるようにしてください。
TOEICの試験日当日や受験票の証明写真の服装については下記記事で詳しくご紹介しているので、興味がある方はあわせてご覧ください。
普段使っている参考書
試験会場で軽く見直すための教材です。
個人的には、下記3つがあれば良いと思っています。
・普段使っているリスニングができるアプリ
・普段使っている単語帳
・リーディングの文章を軽く確認するための一度使った公式問題集
疲れた状態で試験に臨むと本領を発揮できないので、負担がかからない程度に見直せる教材を用意しておきましょう。
イヤホン
教材と被る部分はありますが、当日の試験前は一度リスニングの音声を聞いて耳を鳴らしておくことが重要です。
そのため、電車の中や会場で試験開始を待っている間に英語の音声が聞けるようにイヤホンを持参しましょう。
個人的におすすめのワイヤレスイヤホンは下記です。
ノイズキャンセリングもついているため、少し騒がしい場所でも自分の勉強に集中できます。
飲み物
TOEICの試験中に飲み物を飲んでも問題ないため、できる限り持参しておきましょう。
試験中の水分補給や疲れた時のリフレッシュにも使えます。
下記、TOEIC公式ページからの引用です。
水分補給については、試験中も含め、終日可能です。
引用:TOEIC公式サイト
容器を落としたり、倒したりすると、音が出て試験に影響が出る場合がありますので、十分にご注意ください。また、容器を開ける際の音や飲料水のにおいなどについても、周囲の方にご配慮ください。
新型コロナ感染予防の観点から、食事に関しては教室以外での場所も含めて禁止されているため、そちらも注意が必要です。
目薬
特に暖房がついている場合ですが、会場が乾燥していることもあるため、特にコンタクトを着用している方は目薬を持っておくと、目が乾いて集中できない状態を防ぐことができます。
TOEIC試験前日にやるべきことと避けた方が良いこと
それでは、試験前日にやるべきことと避けた方が良いことを簡単にご紹介します。
試験前日にやるべきことは下記5つです。
・当日の持ち物を確認する
・当日のスケジュールを確認する
・しっかりと睡眠をとる
・集中力が鍵となるので、勉強はできるだけしない
・簡単な単語チェック
本記事でご紹介した当日必要となる持ち物を用意しておくことに加えて、当日のスケジュールの確認や簡単に単語をチェックしておくと良いでしょう。
また、本番では集中力が鍵となるため、集中力を使う勉強はできるだけ避けて、夜はしっかりと睡眠時間を確保しましょう。
ちなみに、TOEIC直前に知っても本番で活用できるテクニックはこちらでご紹介しているため、興味がある方はぜひご覧ください。
反対に試験前日に避けた方が良いことは下記の通りです。
・お酒を飲む
・睡眠時間を削る
・新しい参考書を使う
お酒を飲むと眠りが浅くなり、次の日に疲れが残りやすくなります。
また、睡眠時間を削って勉強を進めると、本番で集中力が持たなくなってしまう可能性が高くなるため注意が必要です。
事前に新しい参考書を使うことも、もし分からない問題があった場合に自信を失ってしまうことにつながるため避けるようにしましょう。
TOEIC試験前日にやるべきことや避けた方が良いことに関する詳細な説明は下記記事をご覧ください。
TOEIC試験当日にやるべきことと避けた方が良いこと
次に、試験当日にやるべきことと避けた方が良いことをご紹介します。
試験前日にやるべきことは下記5つです。
・早めに起きる
・ご飯は軽く済ませる
・軽く耳を慣らすためにリスニングの音声を聞く
・時間に余裕を持って会場に着く
・時間配分を再確認する
試験当日は早めに起きて頭をスッキリさせておきましょう。
試験直前に起きてしまうと、頭が働かずに試験の前半を落としてしまうことになります。
また、ご飯をたくさん食べてしまうと眠くなってしまう場合があるため、軽く済ませておくことをおすすめします。
時間に余裕を持って会場についておき、リスニングの音声を聞きながら英語の音声に耳を慣らしておいたり、時間配分の確認を行ったりすると落ち着いて試験を受けることができるでしょう。
反対に避けた方が良いことは下記3つです。
・新しいことに手をだす
・試験中にトイレへ行く
・カフェインの取りすぎ
前日に避けた方が良いことと同じですが、新しい教材に手を出して自信を失わないように注意しましょう。
また、試験中にトイレに行っても試験時間を延ばしてもらうことはできないため、試験前にあらかじめトイレに行っておく必要があります。
頭をスッキリさせるためにコーヒーを摂ることは問題ありませんが、過剰にカフェインを摂取すると頻繁にトイレに行く必要が出てくる可能性があるため注意が必要です。
TOEIC試験当日にやるべきことや避けた方が良いことに関する詳細な説明は下記記事をご覧ください。
TOEIC当日の持ち物に関するQ&A
TOEICの当日の持ち物に関するQ&Aは下記の通りです。
TOEICのテスト当日に持って帰るものは何がある?
TOEICのテスト当日に持って帰るものは基本的に自分が当日に持参したものです。
回答用紙や問題用紙は持ち帰らずに回収してもらいましょう。
TOEICのテストでシャーペンは使える?
シャーペンは使えます。
ボールペンなどを使ってしまうと回答用紙のマークが正しく読み取られない場合があるため、必ずHBの鉛筆かシャープペンシルを用意しましょう。
TOEICの試験に鉛筆は何本持っていくべき?
個人的なおすすめは2本以上です。シャープペンシルを2本以上、鉛筆を1本以上用意しておくと安心でしょう。
もちろん、シャープペンの芯は補充しておく必要があります。
座布団やクッションの持参は問題ない?
TOEICでは座布団やクッションを持参して使用できます。
ただし、試験開始前に使用する旨を試験管に伝えておくようにしましょう。
時計を忘れたらどうすればよい?
まずは試験会場に時計がないかを確認しましょう。
時計を忘れたことに気づいたタイミングにもよりますが、近くにダイソーなど100円ショップがあればそこで購入すると良いでしょう。
時計の貸し出しや試験中の時間のアナウンスはされないため、もし忘れてしまって買いに行く時間もない場合は潔く時計なしで受験する必要があります。
TOEIC前日までに持ち物を用意しておこう!
いかがでしたか?
TOEICは英語力に加えて事前の準備も試験当日のスコアに少なからず影響を及ぼします。
そのため、事前にTOEIC当日に必要な持ち物を揃えておき、落ち着いた状態で試験に臨むことが必要となります。
ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしつつ、試験に必要なものを用意してみてください。
余談ですが、SantaアルクというTOEIC対策用アプリで「TOEICのスコア診断」ができます。
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ちなみに、僕が実際にスコア診断を受けてみた結果は下記にまとめてます。
今回ご紹介したTOEIC当日の持ち物11個のチェックリストは下記からダウンロードできます。