TOEIC対策を始めてもなかなか目に見える成果につながらず、苦しい思いをしてしまうことってありますよね。
そんな時は、原因を分析して対策することが重要となります。

勉強したのにスコアが伸びないとモヤモヤするよね。



伸びない理由にも色々あるから分析して対策する必要があるんだよ。
本記事では、TOEICスコアが伸び悩んでいる方に向けて、下記を紹介します。
- TOEICが伸びないよくある理由と対策とは?
- TOEICが伸びないときに試して欲しいこと
- TOEICスコアが伸びない人に向けたQ&A
ぜひ最後までご覧ください。
TOEICが伸びないよくある理由と対策とは?
TOEICのスコアが伸び悩む理由には様々なものがあるので、考えられる理由とそれに対する対策を紹介していきます。
問題の概要やパート別の対策を把握できていない
TOEICはリスニングとリーディングの2つのセクションに分かれており、それぞれに特有の問題形式があります。
例えば、リスニングパートでは音声を聞き取り、会話が正しく繋がるように回答を選択したり、2〜3人の会話を聞いて内容に合うものを選択したりする必要があります。
リーディングパートでは、英文の空欄に当てはまる単語を選択したり、文章を読み、その中から特定の情報を見つけ出して回答したりしなければなりません。
こうした問題の特徴を把握し、それぞれに対応した対策をしないと、得点が伸びない原因になり得ます。



問題の概要を把握できていない場合は、公式問題集などで形式を把握しましょう。
明確になった苦手なパートを対策することで、スコアアップを目指すことができるでしょう。
時間を確保できず勉強が進んでいない
多忙な日々の中でTOEICの勉強時間を確保するのは正直難しいです。
特に社会人や学生の場合、仕事や学校の課題、家庭の事情など多くの要因で勉強時間が取れず、計画的に学習を進めることが難しくなります。
決まった時間を確保し、勉強を継続することができないとスコアが伸びない原因となるため、日々のスケジュールの見直しが必要になります。
仕事の時間や通勤時間、SNSを使う時間など、予定を全て書き出し、TOEIC対策に置き換えられる時間を見つけましょう。
隙間時間をしっかりと活用できるように、スマホで短時間でもTOEIC対策ができる「スタディサプリTOEIC」を活用することをおすすめします。
リスニングを継続できていない
リスニング力の向上には、英語の音に慣れるために毎日聴く練習が必要ですが、多くの人が忙しさのあまり継続して取り組むことができていません。
そこで、TOEICの音声を聞くのが難しい方はポッドキャストやYouTubeなどを活用し、隙間時間に英語を聞きましょう。
個人的には、スタディサプリTOEICを使って隙間時間を有効活用することをおすすめします。
毎日5分でも良いので、リスニング練習を定期的に続ける習慣をつけることが大切です。
TOEICのリスニング対策におすすめの教材は下記よりご覧ください。


TOEIC以外の教材を使っている
TOEICの問題は癖があるため、対策にはTOEIC特有の問題形式に対応した教材が効果的です。
英会話の教材や他の英語試験の対策本では、TOEICの特性に合った練習ができない場合が多いです。
現在使用している教材を見直し、もしもTOEICに特化したもの以外を使っている場合は切り替えを検討することをおすすめします。
もちろん、英会話やその他の教材を使ったらスコアが上がらない、といったことはありませんが遠回りになってしまうことでしょう。
教材の解説が充実していない
TOEIC対策のための教材が多く出版されている中で、解説が不十分なものや分かりにくいものも少なくありません。
このような教材を使っていると、分からない問題が分からないままになってしまい、理解が深まらないまま勉強を進めなければなりません。
そのため、可能であれば、解説が充実しているかを購入前にチェックするように気をつけましょう。
公式問題集や非公式問題集、TOEIC対策アプリのスタサプTOEICなどは解説が充実しているため、まだ使ったことがない方は使ってみてください!
主に英会話に取り組んでいる
英会話に重きを置くあまり、TOEIC特有の文法やリスニング対策が疎かになってしまうことがあります。
先ほど記載したように、TOEICのスコアを上げたいのであれば、TOEICに特化した学習が必要です。
英会話とTOEICを両立させたい方には、TOEIC対策を提供しているオンライン英会話がおすすめです。
例えば、ワールドトークではバイリンガルの日本人講師がTOEIC対策のレッスンと通常の英会話のどちらも提供しているので、バランスをとることができます。
あなたがいつまでに何点アップを目指しているのかにもよりますが、もし短期間でのスコアアップを目指している場合は、英会話を一度ストップして、TOEICに数ヶ月集中する方が結果的に効率が良いと思います。
復習を徹底していない
新しいことを定着させるためには復習が不可欠です。
できるだけたくさんの問題を解いて、形式に慣れたいと考えている方も多いと思いますが、復習をおろそかにしてしまうと、似たような問題が出た時に解けません。
復習をついついおろそかにしてしまう方は、定期的に復習の時間を設け、解いた問題や誤った問題を重点的に振り返ることをおすすめします。



僕がTOEICの公式問題集や非公式問題集を解いたときは、問題を解くのに2時間、復習に4時間くらいかかってました。
個人差はあると思いますが、ぜひ参考にしてみてください!
集中力をコントロールできていない
TOEICの問題を解く際、集中力の持続は非常に重要です。
緊張や疲れから集中力が途切れてしまうことがありますが、集中力が途切れるとリスニングを聞き逃したり、リーディングの内容が頭に入ってこなかったりします。
対策としては、公式問題集などを活用して、2時間通して問題を解く練習をしておくことです。
その際は途中で集中力が切れた場合の対策方法なども事前に考えて、練習の段階で試してみましょう。



僕の場合は、問題をいくつか捨てつつ、目を閉じて休憩しています。
実は実力は伸びているけど点数が伸びていない
実は、問題や会場との相性なども考えられます。
体調にも左右されるので、スコアが停滞したのが一度だけの場合は、複数回受験してみても良いでしょう。
特に、問題集を解いていて、解ける問題が増えていると感じている方はこのパターンかもしれません。
TOEICのスコアが伸び悩む理由は多岐にわたりますが、原因を把握し、適切な対策を行うことで、スコアアップが期待できます。
自分に合った勉強方法を見つけ、やる気を維持しながら学習を続けていきましょう!
TOEICが伸びないときに試して欲しいこと
TOEICのスコアが思ったように伸びないと、



なんで勉強してるのにスコアが上がらないの!?
と焦りやストレスが募ることもありますよね。
ここからはスコアアップが伸びない時に試して欲しいことを紹介していきます。
受験スケジュールを見直す
もし毎月TOEICを受験している場合は、スケジュールの見直しが必要かもしれません。
「早くスコアを上げたいから」と短期間で何度も受験していると、スコアアップに向けて腰を据えて対策する時間が減ってしまい、知識を定着させる時間が取れない可能性があります。
そのため、毎月受けているのにスコアが上がらない方は、2ヶ月〜3ヶ月スパンに変更し、苦手パートの対策や本番形式での対策と復習に取り組みましょう。
また、いつまでに何点を取得するのか、目標を設定し、それに沿ったスケジュールを作成しておくことも重要なステップとなります。
TOEIC対策のコツを見直す
TOEICには独特の出題傾向やパターンが存在するため、それぞれのパートに対して解き方のコツが存在します。
スコアが伸びない場合は、各パートの対策に偏りが出ている可能性が考えられます。
そこで、TOEIC対策のコツを見直すための時間を確保することで、見落としていたポイントを押さえることができるかもしれません。
本ブログ内でも各パートの解き方のコツを発信しているので、興味がある方はこちらからご覧ください。
苦手分野を見つける



TOEICのどのパートが苦手ですか?
この質問を聞いて、いまいち思いつかなかった方はまず自分の苦手分野を把握しましょう。
実は、自分の苦手分野を正確に把握していない方は意外といます。
まだ、苦手分野を把握できていない方は、公式問題集を2時間通しで解いてみて、どこが解きにくかったか、正答率が低かったかを確認しましょう。
苦手分野を把握したら、そのパートの問題の解き方のコツを発信しているブログやYouTubeをチェックしてみると良いでしょう。
過去のTOEICスコアが手元にある場合は、リスニング、リーディングそれぞれの詳細を確認し、どこのスコアが低かったのかを分析することをおすすめします。
隙間時間を活用して勉強時間を増やす
仕事が忙しくてなかなか勉強時間を確保できていない方は多いと思います。
忙しい時は帰ってから勉強できない場合も多いので、隙間時間を使って少しでもTOEIC対策に取り組むことが重要です。
スタディサプリTOEICやSantaアルクなどのスマホアプリを活用して1日5分でも英単語の学習やリスニング対策を行うことで、時間はかかりますが、スコアアップに繋がることでしょう。



僕の場合は、隙間時間にリスニングと英単語に焦点を当てて対策していました。
リーディングはスマホ画面だと読みにくいので、逆にやる気がなくなってしまうかもしれません。
スコアが伸びないと感じたときは、焦らずにこうした段階を踏むことで、点数が上がるかもしれません。
自分の進捗をしっかり把握し、積極的に改善しながら、着実にスコアアップを目指していきましょう。
TOEICが伸びないときは無理をしない
TOEICが伸びないときは無理をしないようにしましょう。
TOEICのスコアが思うように伸びないと、どうしたら改善するのか悩むばかりか、プレッシャーも蓄積していくことでしょう。
しかし、思うようにいかない状況であればあるほど、無理をせず、自分のペースで学習を進めることがとても重要です。
無理を続けることで、気づかぬうちに自信を失ったり、体調を崩したりしてしまうと、プレッシャーから本番で実力を発揮できないことでしょう。
こうした悪循環に陥らないためには、長期的な視点で目標を設定し、ゆったりとした気持ちで勉強をすることが重要です。
また、「計画を立てること」も大切です。
無計画になってしまうと、何をどれだけ勉強したかが分からず、やる気を持続させるのが難しくなります。
無理のない範囲での学習計画の設定と小さな目標を設定し、達成することで少しずつ自信をつけ、モチベーションを維持するよう努めましょう。
最後に、独学での限界を感じている場合、自分一人で抱え込むのではなく、周囲に助けを求めましょう。
TOEIC対策に向けた日本人講師によるレッスンをオンラインで受講したり、XなどのSNSでTOEICの勉強を頑張っているユーザーのアカウントをフォローしたりすることで、辛い気持ちを緩和することにつながります。
自分に合った学習法を見つけ、周りのサポートを活かすことで着実にスコアを伸ばしていくことができるので、無理をせず少しずつでも学習を続けていきましょう。
TOEICスコアが伸びない人に向けたQ&A
それでは最後に、TOEICスコアが伸びない人に向けたQ&Aを紹介していきます。
TOEICスコアが伸びない場合、どのようにモチベーションを保てば良いですか?
小さい目標を設定し、自分の成長を実感できる方法を見つけることで、モチベーションを高めることができます。
例えば、「1ヶ月で50個の単語を覚える」などの目標を設定することがおすすめです。
また、SNSでTOEICを頑張っているユーザーのアカウントをフォローするなど、周りで頑張っている人を見るのもモチベーション維持には最適です。
TOEIC対策として、教材の選び方に悩んでいます。どのように選べばいいですか?
TOEIC対策に使う教材の選び方は、その人の達成したい目標によって異なりますが、基本的には解説の充実度や収録されている問題数、現在のレベルと合っているかなどを確認しましょう。
僕がおすすめしたいTOEIC対策の問題集はこちらで紹介しています。
まとめ
本記事では、TOEICのスコアが上がらない原因やそれに対する様々な対策方法について紹介しました。
スコアが伸びない場合には原因があることも多いため、適切な対策を取ることが重要です。
スコアが上がらないときは、本記事で紹介したようなさまざまな要因を見直し、学習方法や考え方を調整することが重要です。
小さな目標から始めて、日々成長を感じながら焦らず着実に進んでいきましょう!