TOEICのPart5は語彙力や文法の知識などをどれだけ把握しているかが問われます。
Part5がどれだけスムーズに解けるかでPart7にかけられる時間が変わり、リーディングのスコアにも大きく影響が出ることでしょう。
そうは言っても、Part5の概要をあまり理解できておらず、対策ができないことってあると思います。
そこで、これからTOEICのPart5を対策したい方に向けて、
・TOEIC Part5の概要
・TOEICのPart5におすすめの時間配分
・TOEICのPart5に関するQ&A
などを紹介していきます。ぜひ最後までご覧ください。
TOEIC Part5の概要
まずは、TOEICPart5の概要を見ていきましょう。
Part5の問題形式
Part5は4つの選択肢から短い文章の空欄に入る単語を選んで回答する問題です。
以下のように、幅広い問題パターンがあります。
・語彙問題
・品詞問題
・前置詞問題など
2016年に新形式になる前は40問でしたが、10問少なくなっており、Part5は全部で30問です。
TOIECPart5の問題パターン
ここからは、TOEIC Part5の問題のパターンをみていきましょう。
語彙問題
4つの選択肢から空欄に最も意味が合う単語を選ぶ問題です。
TOEICのPart5でよく出題されます。
基本的には品詞が同じで、各単語の意味が異なる問題です。
品詞問題
品詞問題は、4つの選択肢から空欄に当てはまる品詞を選ぶ問題です。
1つの単語の形容詞、動詞、副詞など異なる品詞が選択肢になります。
前置詞・接続詞問題
次に前置詞・接続詞問題です。
前置詞・接続詞問題はその名の通り、空欄に当てはまる前置詞や接続詞を選ぶ問題です。
動詞問題
動詞問題は、1つの動詞の正しい活用形を選ぶ問題です。
動詞の現在形、過去形、完了系、動名詞形など色々な形に活用されたものが選択肢に並ぶことになります。
代名詞問題
代名詞問題は文章に合う代名詞を選ぶ問題で、選択肢には主格（I, you, he, she, etc.）、所有格（my, your, his, her, etc.）、目的格（me, you, him, her, etc.）などが並びます。
比較級問題
比較級問題は、選択肢の中から空欄に合う比較級を選ぶ問題です。
あまり多くは出題されないイメージです。
TOEICPart5におすすめの時間配分
リーディングは全部で75分です。
その中で基本的にPart7に55分は必要となるので、 Part5とPart6は合計20分で解く必要があります。
僕のおすすめはPart5を12分、Part6を8分で解くことです。
12分(720秒)÷30問は24秒なので、1つの問題にかけて良い時間は24秒となります。
もちろん、Part5の中には文章を読まないと解けない問題や品詞が分かればすぐに解ける問題もあるので、問題パターンを見分けながら解くスピードを上げていきましょう。
TOEICPart5を解くときのコツ
TOEICのPart5を解くときのコツは以下の通りです。
・問題文をどこまで読むか判断する
・回答にかけて良い時間を決める
・分からない問題は諦める
また、問題パターンごとに解き方のポイントも異なります。
例えば、品詞問題では空欄前後の単語の品詞を確認し、文法的に正しいものを選ぶこと、動詞問題では「at the moment」や「in a week」などの時制を表す表現が文中に含まれていないかを確認することです。
TOEICのPart5を解くときのコツや問題パターンごとの解き方の詳細は以下の記事で紹介しているため、興味がある方はあわせてご覧ください。
TOEICPart5のおすすめの勉強方法と問題集
TOEIC Part5におすすめの勉強方法は以下のようなものがあります。
・語彙力を鍛える
・問題を繰り返し解いて慣れる
・1つで複数の意味を持つ単語はセットで覚える
・毎回タイマーではかることで時間配分を身につける
TOEICのPart5では、語彙力を鍛えることに加えて、問題パターンに慣れることや、時間配分を身につけることが鍵となります。
また、おすすめの問題集は、
・特急シリーズ
・金のフレーズ / 銀のフレーズ
・TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
・公式TOEIC Listening & Reading問題集
・TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問
などです。
TOEICPart5のおすすめの勉強方法と問題集については、以下の記事で詳しく紹介しているため、興味がある方はあわせてご覧ください。
TOEICのPart5に関するQ&A
最後に、TOEICのPart5に関するQ&Aをみていきましょう。
TOEICのPart5の問題数を教えてください。
TOEICのPart5は合計30問です。
TOEIC Part5ではどんな問題が出されますか？
TOEICのPart5では、短文の穴埋め問題が出されます。
単語の意味に関する問題や品詞に関する問題など、さまざまな問題パターンがあります。
TOEICのPart5にかけて良い時間は何分ですか？
OtterEnglishでは、12分くらいを目安に解くようにおすすめしています。
まとめ
いかがでしたか？
本記事では、TOEIC Part5の基本的な問題パターンやおすすめの時間配分をご紹介しました。
Part5では、「時間をかける必要がある問題」と「時間をかけずに簡単に解ける問題」が混在しているので、問題パターンを見極めることが重要です。
また、時間配分を常に意識することで、気持ちに余裕がある状態でPart6やPart7に取り組むことができます。
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