Real英会話は、ネイティブスピーカーが普段使う英語表現を、会話形式で学べるアプリです。

ネイティブのメッセージのやり取りをみる感じだよね。



そうそう!新しいフレーズとそれを使う文脈まで分かるから便利だよ!
全部で3200個以上の表現を勉強でき、アプリは買い切りですが、フレーズはどんどん追加されていきます。
本記事では、「Real英会話」を一年以上使い続けた僕がこんな内容を紹介します。
- Real英会話の特徴やメリットデメリット
- Real英会話を使った勉強方法
- Real英会話の口コミ
Real英会話の特徴
「Real英会話」は、実践で使えるフレーズを状況別に例文と発音付きで学習できるアプリです。
サブスクではなく、買い切りなのも魅力の一つです。
実際にネイティブが使うフレーズが、以下のようなカテゴリーごとに収録されています。
・あいさつ
・食べる時
・買い物
・仕事
・スポーツ



フレーズを状況に合わせて学習できるため、モチベーションを維持しやすいです。
全てのフレーズにネイティブの音源が付いており、発音の勉強にも効果的です。
会話形式で学習できるので、英語の表現や単語だけだと使用できる場面がイメージしにくい方にもおすすめできるアプリとなっています。
その他にも、自分が気になるフレーズの解説のリクエストなども可能です。
Real英会話の機能
Real英会話には、下記のような4つの機能が備わっています。
・録音機能
・お気に入り機能
・学習機能
・リクエスト機能
それぞれの機能を、「あいさつ」カテゴリー内の「またね(Catch you late.)」を例に説明します。
お気に入り機能
まずは、お気に入り機能です。
下記画面の左上にある青い四角をタップして、後から見直したいフレーズに☆マークをつけられます。


一覧画面からもお気に入りフレーズが確認できるため、一目で復習が必要なフレーズが分かります。


また、お気に入りに登録したフレーズだけをまとめた一覧ページを使って学習することもできます(下記参照)。





フレーズを効率的に覚えるためにもぜひ活用しましょう。
学習機能
Real英会話の学習機能では、自分が気になっているコースを選択して勉強を進めることができます。
例えば、「クイック学習」タブでレベルを初級(初級・中級・上級から選択可)に設置し、「基本英会話」を選択すると、下記写真のように5つのフレーズが表示されます。


学習を開始すると、英語フレーズが表示され、スワイプすると問題に移ります。


「コース選択」ではコースの一部を選択して、リスニング練習やスピーキング練習ができます。


その他に、学習履歴を確認することもできるため、どこまで勉強したか分からなくなることはなさそうです。
リクエスト機能
次に、リクエスト機能を紹介します。
リクエスト機能では、ネイティブの先生に気になる表現の解説をリクエストできます。



言いたいことをうまく伝えられずにモヤモヤしてしまうことってありますよね。
そこでこのリクエスト機能が役に立ちます。
「これってどう表したら良いんだろう?」と思う文章があれば、リクエストフォームから質問しましょう(下記参照)。


他の人が過去に質問した内容を遡って確認できるので、他の人が気になっていた表現を勉強することもできます。


また、アプリの右下にある検索機能を使うことで、気になる表現がすでに紹介されていないかを確認できるので、ぜひ有効活用しましょう。


録音機能
フレーズが表示されている画面で、真ん中のマイクマークを押すと、自分の声を録音することができ、音声認識により、発音が正しいかを判定してくれます。


録音した音声を自分で聞くこともできるので、自分で発音が正しいかどうかを確認することもできます。


Real英会話を使ったおすすめの勉強法
それでは、Real英会話を使ったおすすめの勉強法をご紹介していきます。
STEP1: 表現をインプットする
まずは、英語表現をインプットしましょう。



インプットの際は、自分が興味のあるカテゴリーから取り組もうね。
興味が持てる内容や直近で使えそうな表現を学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。
フレーズを1つずつ確認して、音声を聞きながら簡単な発音練習も行いましょう。
フレーズが表示されている画面で気になる吹き出しをタップすると、吹き出しの色が変わって音声が流れ始めます。


音声に合わせて数回発音練習を繰り返し、後から見直したい場合はお気に入り機能を活用しましょう。
気になるカテゴリーが特にない方は、「テリーのTOPフレーズ」を使いましょう。
音声再生では、「自動再生モード」も使えるので、毎回聞きたいフレーズをタップするのが面倒くさい方は試してみてください。
自動再生モードは、フレーズが表示されている画面で、右下の再生マークを押すと使用できます。
STEP2: 実践でアウトプットする
次は以下のような方法でアウトプットを行いましょう。
・鏡を前に置いて独り言を呟く
・外国人の友人と会話した際に意識的にフレーズを使ってみる
・HelloTalkなどの言語交換アプリで相手を見つけて使ってみる
・英会話カフェやオンライン英会話で使ってみる
実践でアウトプットすることで、フレーズが身につきやすくなる上に、フレーズを使用できる場面を判断することにもつながります。



インプットだけでは話せるようにならないので、できるだけ話す練習をしましょう!
Real英会話を使った勉強のポイント
Real英会話で習ったフレーズの勉強の際におすすめしたいのが、自分だけのLINEグループを作成し、使いたい表現を送信しておくことです。
使いたい英語表現リストを簡単に作ることができ、アウトプットの直前に見直すことができます。



僕も、自分の英語用LINEグループを見直してから外国人の友達と話すようにしています。
Real英会話のメリット
Real英会話を使うメリットは以下の通りです。
・全ての表現に例文と音声がついている(フレーズは3200個以上:10月時点)
・買い切りなのにフレーズが追加される
・隙間時間にオフラインで勉強できる
・英語と日本語の表示を切り替えられる
全ての表現に例文と音声がついている
「Real英会話」には、ネイティブが実際に使う英語フレーズが掲載されており、例文と音声もついています。
特定のフレーズを使ったやり取りが掲載されており、実際にそのフレーズを使う場面を想像しやすいです。
買い切りなのにフレーズが追加される
「Real英会話」のアプリは1200円で購入できます。
近年増えているサブスク型ではなく、買い切りにも関わらず、フレーズがどんどん追加されます。



リクエスト機能やフレーズの新規追加を考慮すると、コスパが良いですね。
隙間時間にオフラインで勉強できる
「Real英会話」のアプリは、オフラインでも下記機能を使用できます。
・英語フレーズの学習
・フレーズの検索
電波が悪い状況などでも使用でき、アプリ自体もスムーズに動くため、隙間時間にも使用できます。
僕は、電車通勤をしていると電波が弱くなることもあるため、重宝しています。
英語と日本語の表示を切り替えられる
初期設定では英語フレーズの画面で英語と日本語が表示されていますが、英語表現のみ、日本語表現のみといった表示方法の切り替えができます。
切り替えは、左下の・・・マークから可能です。


英語のみを表示することで、日本語訳なしで英文を理解できるかを確認できます。
反対に、日本語のみの表示により、フレーズを正しく覚えているのかを確認することができます。
Real英会話のデメリット
ここからは、Real英会話のデメリットについて触れていきます。
長文を読む練習や文法の勉強はできない
「Real英会話」はフレーズ紹介に特化しており、長文の対策はできません。
また、TOEICなどの資格取得にも向いていません。
資格対策をしたい方は、資格に特化した勉強がおすすめです。
これからTOEICの学習を始めたい方は別記事でポイントやおすすめ教材をまとめているのでそちらをご覧ください。


解説が短め
各フレーズには、解説がついていますが2~3行程度の簡単なものとなっています。
ある程度英語の基礎知識があり、ネイティブが使う表現を身につけたい方にはおすすめですが、英語にあまり触れたことがない方には解説が物足りないかもしれません。
初心者の方は、他の文法用テキストやアプリを並行して使うことをおすすめします。
Real英会話に収録されているフレーズの例
Real英会話にはどのようなフレーズが収録されているのでしょうか。
今回は、X(旧Twitter)の「Real英会話」のアカウントからいくつかご紹介します。
I’ll let you go now.(そろそろ電話切るね。)
Still though.(それでも)
You missed the boat.(チャンスを逃した。)
Real英会話の口コミや評判
それでは、Real英会話の口コミや評判を紹介していきます。
ネット上のポジティブな口コミ
ネット上のネガティブな口コミ
ネット上でネガティブな口コミはこれといって見つかりませんでした。
2年以上Real英会話を使い続けて思ったこと
それでは、僕が実際に2年以上「Real英会話」を使い続けて思ったことを紹介していきます。
大きく分けると下記4つです。
・紹介されているフレーズが実践で使える
・日本語英語の切り替えが良い
・買い切りなのにフレーズが増えてびっくり
・カテゴリーごとに学習できるため興味がある分野を集中して学習しやすい
僕はHelloTalkやオンライン英会話を活用して英語をアウトプットする機会を作っています。
相手と通話する際に、Real英会話で学習したフレーズを使うと、「よくそのフレーズ知ってるね。」と褒められます。



Real英会話で勉強したフレーズを相手が使っていたこともあり、実践で使えるフレーズが収録されていることを実感しました。



勉強したフレーズが実際に使われているとモチベーション上がるよね。
日本語と英語の表示切り替えでフレーズが定着しやすい点や、買い切りなのにどんどんフレーズが追加されていく点は、購入後に知って驚きました。
また、英語フレーズが複数のカテゴリに分けられているため、興味があるカテゴリだけを重点的に勉強でき、非常に便利だと思いました。



僕は、「フォーマル」関係を重点的に勉強していました。
その他にも、下記のようなカテゴリが用意されているため、ぜひチェックしてみてください。
あいさつ、初対面の時に使えるフレーズ、食べる時、カジュアル、車内、買い物、恋愛、好きと嫌い、ことわざ、感情、怒る時、待ち合わせ、感謝する時、言い訳をする、天気、電話、パソコン、アドバイス、フォーマル、接客など
Real英会話以外におすすめしたい英語学習アプリ
最後に、Real英会話以外におすすめしたい英語学習アプリを紹介していきます。
Real英会話だけではカバーできない部分の対策も可能となるため、ぜひあわせてご覧ください。
スピフル
ビジネス英語を使って瞬間英作文を練習したい方には、プログリットが提供している「スピフル」がおすすめです。
こちらも、隙間時間にスマホを使って勉強できます。
興味がある方は、以下の記事で詳細を説明しているので、ぜひご覧ください。


Redkiwi
次に、「Redkiwi」です。
「Redkiwi」は、映画やコメディなど様々なジャンルのYoutube動画の切り抜きを使ってディクテーションができます。
ディクテーション機能では、1シーンごとに動画が止まるので、分からないのに飛ばしてしまうことがありません。
「Redkiwi」には以下のような特徴があります。
・自分が興味を持てる分野の動画を使って学習できるので楽しめる
・ディクテーションを徹底する必要があるため、自分の弱点がわかる
・英語表現の解説がわかりやすい
・アプリの操作性が高い
有料版は買い切りではなく、サブスク形式ですが制限付きの無料版もあるので、ぜひ一度試してみてください。


瞬間英作文
次に、「瞬間英作文」です。
瞬間英作文では、表示された日本語から英語を作る練習ができます。
瞬間英作文には、紙の教材とアプリがありますが、隙間時間を活用するならアプリがおすすめです。
アプリには、下記のような特徴があります。
・日本語から英語に短い時間で翻訳する練習になる
・一冊に音声付きで多くの文章が含まれているので色々な表現が身につく
・上手く英訳できなかった文章はチェックマークをつけて後からそれだけ見返せる
有料版ですが、文法を勉強したい方にはおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。


StudyNow
最後に、「StudyNow」です。
こちらは日本も含めた世界中のニュース記事から英語を勉強できます。
ニュース記事に日本語訳と音声が付いており、各単語や表現がとても詳しく説明されています。
上級者向けの長文記事から初心者向けの簡単な記事まであるので、自分のレベルに合わせて勉強を進められます。
「StudyNow」の特徴は下記の通りです。
・世界中のニュースから英語を日本語訳や音声付きで勉強できる
・記事中に出てきた英語フレーズの詳細な解説を受けられる
・後から見直したい単語はお気に入り登録できる(有料版のみ)
こちらも制限はありますが、無料版を使用できるので、ぜひ試してみてください。


Real英会話を活用してネイティブが使う表現を身につけよう!
Real英会話には、ネイティブが使うフレーズが多数収録されており、実践で使える表現を会話形式の例文で学習できます。
また、毎月支払いが必要となるサブスクリプションではなく、買い切りであるため、お財布にもやさしいです。
フレーズはどんどん追加される上に、リクエスト機能で気になるフレーズを追加してもらうこともできるので、継続的に勉強できます。
ネイティブが使う表現についてコスパ良く勉強したい方はぜひチェックしてみてください。