・HelloTalk(ハロートーク)の通話機能が本当に無料なのか不安で使用できない
・使ってみたいけど通話機能の使い方が分からない
こんな悩みはありませんか?
HelloTalk(ハロートーク)は世界中のユーザーと言語交換ができるアプリで、言語学習者なら一度は耳にしたことがあると思います。
ハロートークの大きな特徴の一つとして、無料で別のユーザーと通話ができる、というものがあるため、ハロートークの通話機能を使って電話したいと思ったことがある方は多いのではないでしょうか。
しかし、無料であると記載されているものの、
知らない間に有料になったりしない?
電話機能ってどんなものなの?
などが気になっている方も多いと思うので、本記事では、ハロートークのヘビーユーザーである僕が、通話機能について使い方や本当に無料で使えるのかなどをご紹介していきます。
この記事から分かること
・ハロートークの通話が本当に無料かどうか
・ハロートークの使い方
それでは見ていきましょう。
そもそもHelloTalk(ハロートーク)とは?
ハロートークは海外のユーザーとコミュニケーションをとることができるSNSアプリです。
チャットや電話に加えて、タイムラインに自分が書いた英語の日記などを投稿し、訂正してもらうこともできます。
無料会員と有料のVIP会員がありますが、無料会員でも充分に勉強できるのでぜひ使うことができ、英会話スクールなどに費用をかけたくないけど、できる限り英語をアウトプットする練習がしたい方にはうってつけのアプリとなっています。
HelloTalk(ハロートーク)の特徴
それでは、ハロートークの特徴を見ていきましょう。
ハロートークには、大きく下記のような特徴があります。
各特徴に関する詳細な説明は別記事で行っているため、そちらも合わせてご覧ください。
HelloTalk(ハロートーク)の電話は本当に無料?
ハロートークの通話は、VIP会員の特典である「ビデオ通話」を除いて無料で使用することができます。
「ビデオ通話」を使用する場合は、あらかじめ有料のVIP会員になる必要があります。
無料通話では、LINEなどのように通信料金はかかりますが、通話機能を使うことによるその他の費用は発生しません。
HelloTalk(ハロートーク)の電話機能の使い方
ハロートークの電話機能は、大きく下記のように3つに分かれています。
・音声通話
・言語交換
・ビデオ通話(VIP会員限定)
無料会員が使える機能は、通常の時間制限がない音声通話と、時間制限がある言語交換の2つです。
それでは、各機能の使い方を確認していきましょう。
音声通話
まず1つ目はオーソドックスな音声通話です。
通話自体は無料であっても、通信料はかかるため、長時間の電話にはWIFI環境を活用することをおすすめします。
音声通話をやり方を説明していきます。
ハロートークのアプリを開くと、画面の左下に「HelloTalk」と書かれたタブがあるため、そちらをクリックします。
その後、チャット一覧が表示されるため、通話したい相手を選択してチャット画面を開きます。
相手に音声通話をかける方法は2つあります。
右上のボタンから移行
まず1つ目は、右上の電話マークから相手に通話をかける方法です。
タップすると、3つの選択肢が表示されるので(下記参照)、「音声通話」を選択して相手に通話をかけます。
メニューボタンから移行
2つ目の方法は、左下の+ボタンをクリックすると表示されるメニュー画面から「音声通話」を選択する方法です。
左下の+マークをクリックすると、緑のアイコンとともに「音声通話」が表示されるので(下記参照)、クリックします。
選択肢が表示されるので、「音声通話」を選択して通話を開始しましょう。
言語交換
次に「言語交換」機能ですが、使い方は音声通話とほとんど同じです。
右上の電話マーク、もしくはメニューを開いた後の「音声通話」ボタンをクリックした後に、「音声通話」ではなく、「言語交換」を選択します。
「言語交換」には、下記のような2つのモードがあります。
・インスタントモード
・スケジュールモード
インスタントモード
インスタントモードを使用する場合は、相手も「オンライン」状態であることが必要となります。
インスタントモードを選択した場合は、「言語交換」の時間を決める必要があります。
最短が10分、最長が30分で5分刻みで調整できるため、相手と話し合ってどれくらいの長さにするかをあらかじめ決めておきましょう。
ちなみに、グループチャット内で音声通話を開始すると、グループ通話を行うこともできます。
興味がある方は活用してみてください。
アプリは下記から無料でダウンロードできます。
スケジュールモード
次に、スケジュールモードですが、こちらは相手が現在オンラインでなくても使用できます。
「インスタントモード」の時に設定した通話時間に加えて、言語交換を行う日時を設定しておく必要があります。
ビデオ通話(有料)
最後に「ビデオ通話」ですが、こちらはVIP会員した利用できません。
使い方は「音声通話」と同じで、右上の電話マークかメニュー一覧の「音声通話」をクリックした後に表示される3つの項目(音声通話、言語交換、ビデオ通話)から、ビデオ通話を選択しましょう。
VIP会員(有料会員)側からかける必要があります。
電話機能を使う際のルール
不特定の人に変な目的で電話をかけるような人が通話機能を使えないようにするためだと思いますが、お互いに5通以上メッセージを交換していないと通話を開始することができないので注意が必要です。
僕も、初対面の相手と電話しようとした時に、何回か引っかかってスタンプの送り合いをしたことがあります。
ハロートークを使った通話の音質は?
ハロートークの音質は、はっきり言ってLINEほど良くないです。
電波環境には問題がないのに、片方の声だけ聞こえなくなったり、音声が途切れ途切れになってしまう場合もありました。
とはいえ、相手の通信状況にもよりますが、基本的には問題なく使えます。
相手の声がこもっていると、通話機能の音質の悪さも相まって聞き取れなくなる場合もあるため、そこだけ覚悟しておきましょう。
ちなみに、複数人から、「ハロートークの電話って音質悪くなるよね。」と言った話を聞いたことがあるので、LINEなどよりは音質が悪いことを把握しておくと初めてでも困らないと思います。
電話機能を使う前に試してみて欲しいポイント
ハロートークの電話機能について使い方やルールをご紹介したところで、電話機能を使う前に試してみて欲しいポイントについてご紹介していきます。
相手のプロフィールをチェックする
電話機能を使う前に、まずは通話相手のプロフィールやアイコンを確認しておきましょう。
相手の投稿も合わせて確認しておくことも重要です。
理由は、
・相手が真面目に言語を学習しているか見分けるため
・相手のプロフィールを見ることで相手が興味を持っている話題を把握するため
別記事でもご紹介しますが、ハロートークを出会い目的など、言語学習以外を目的として使用している人も一定数います。
そのため、相手のプロフィールから真面目に言語を学習しているのかを見極める必要があります。
また、いざ通話を行う際も、相手が興味を持っている内容や行ったことがある国などを把握しておくことで、気まずい空気が流れにくくなります。
相手の日本語レベルも確認しておくと、英語がパッと出てこない時に日本語を使っても大丈夫かが分かるため、事前に確認しておくことをおすすめします。
電話のルールを決める(日本語何分、英語何分とか)
次に、電話のルールをあらかじめ決めておきましょう。
例えば、自分が英語、相手が日本語を学習しているとします。
自分は日本語、相手は英語を使って通話したいと考えるはずなので、ルールを決めておかないと、片方だけに偏ってしまう可能性があります。
全体で1時間の枠をとって、最初の30分は英語、後半30分は日本語のように事前にお互いが納得できる形で電話のルールを決めておきましょう。
僕は英語の学習を行っていますが、割と「日本語自信ないし全部英語で良いよ。」と言ってくれる方もいるので、そう言った場合は甘えさせてもらうことがおすすめです。
政治や宗教の話は避けて話題を決めておく
こちらは聞いたことがある方も多いと思いますが、政治や宗教などの話は、相手を傷つけてしまう場合があるため注意が必要です。
日本人同士では気にならない内容でも、海外には異なるバックグラウンドや考え方を持っている人が大勢います。
そのため、意図せずに相手を傷つけてしまう場合もあるので、できる限り話題に出すのは避けた方が無難でしょう。
その代わりに、先述したようにプロフィールなどの内容から、相手が興味を持っている内容をあらかじめいくつか話題として用意しておくことをおすすめします。
電話相手の探し方
それでは、どのように電話相手を探したら良いのかを僕の体験ベースでご紹介していきます。
タイムラインで電話相手を募集する
まず1つ目は、タイムライン投稿で相手を募集する方法です。
単純ですが、「誰か英語で電話しませんか?」と投稿するだけです。
個人的には、「Is there anyone who can call me in English?」などと英語で投稿すると、反応が返ってきやすいイメージです。
注意点としては、投稿するタイミング次第では、通話したい国の人が寝ている時間帯だったり、仕事をしている時間帯だったりすることです。
もしもどこの国の人と電話したいのかが決まっている場合は、その国との時差も考慮した投稿をするように気をつけましょう。
電話相手を募集している投稿に反応する
次に、電話相手を募集している投稿に反応する方法です。
最新の投稿であれば、相手は起きていて通話する気があることが見て取れます。
ただし、早い者勝ちであるので、こちらから連絡した時には投稿主が既に相手を見つけていることも多いです。
そのため、個人的には自分から電話相手を募集する1つ目の方法がおすすめです。
電話の際に注意が必要なこと
ハロートークで電話をする際に注意が必要な点は下記4つになります。
・ドタキャンや返信が来なくなる場合もある
・日本語を交えたい場合は事前に伝えておく
・こちらから一方的に話をしない
・個人情報を無闇に伝えない
それでは、それぞれの項目を見ていきましょう。
ドタキャンや返信が来なくなる場合もある
通話の約束をしていても、ドタキャンされたり、返信がいきなり途切れる場合があります。
僕も、タイムラインで通話相手を募集して、送られてきたメッセージに返信して相手からの返信が来なかったことがあります。
有料のオンライン英会話とは異なるため、ドタキャンや返信がいきなり途切れても気にしないようにしましょう。
日本語を交えたい場合は事前に伝えておく
次に、日本語を交えて通話したい場合は、事前に相手に伝えておくと良いでしょう。
相手の日本語レベルによって、通話中にどれくらい日本語が伝わるかが変わってくるためです。
特に、英語に自信がない方は、日本語をほとんど話せない方と通話してしまうと、意思疎通ができずに気まずくなってしまう場合もあります。
有料でも気にしない方は、「大人の英会話倶楽部」や「ワールドトーク」といったバイリンガルの日本人講師が担当しているオンライン英会話がおすすめです。
日本語を交えて英語フレーズのニュアンスの違いを説明してもらえたり、英語の学習方法を説明してもらえたりするため、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
こちらから一方的に話をしない
先述した電話のルールのところでも触れましたが、一方的に自分が学習したい言語だけを話し続けるのは避けましょう。
オンライン英会話とは異なり、ハロートークは通話相手も言語学習者です。
相手としっかりと対話することで、お互いが楽しく言語を学習できるように気をつけましょう。
あまりに一方的に話をしたり、プライベートな内容を聞いたりするとブロックされてしまう可能性もあります。
なかなか返信が来なくておかしいと思った場合は、ブロックされていないかを確認すると良いでしょう。
ハロートークでブロックされていないかを確認する方法は別記事でご紹介しています。
個人情報を無闇に伝えない
最後に、個人情報を無闇に伝えないようにしましょう。
ナンパ目的など、言語学習を目的としたアプローチではない可能性があり、個人情報を伝えてしまうと、最悪の場合はストーカー被害などにもつながる可能性があります。
少しでも「変だなー」と思ったら警戒しつつ、いつでも電話を切れるように注意しておきましょう。
ハロートークの危険人物と対処法については、こちらをご覧ください。
ちなみにナンパ目的が多くて嫌になってハロートークを使うのが面倒くさくなった場合は、アカウントを削除することもできます。
HelloTalk(ハロートーク)の電話機能をつかって楽しく勉強しよう!
いかがでしたか?
ハロートークでは、無料で世界中のユーザーと通話できるため、効率的に言語学習ができますが、注意が必要な点も複数存在しています。
通話機能の使い方や注意点を正しく把握した上で、しっかりと英語でコミュニケーションを取る練習ができるようにしましょう。
ハロートークのその他機能の使い方や僕がハロートークを使って感じた効果は下記記事でご紹介しているので、合わせてご覧ください。
有料でも良いので、継続的にレッスンを受けたい方は、オンライン英会話もおすすめです。
ハロートークでは、なかなか通話相手が見つからない場合がありますが、オンライン英会話では基本的に、あらかじめレッスンを予約しておくため、相手が見つけるのに苦労することはありません。
自分に合った形で英語学習を進められるように、色々と試してみましょう!