ハロートークは海外のユーザーと無料で電話やチャットができたり、英語の投稿を修正してもらえたりとメリットが多いアプリです。
しかしながら、SNSであるため、言語学習を目的とせず、出会いを求めているユーザーも一定数存在します。
危険人物が存在していることを認識した上で、出会い目的ではなく純粋に言語学習の仲間を探しているユーザーを判断できると、よりスムーズに言語学習を進めることができます。
そこで、ハロートークの危険人物を回避しつつ安全にアプリを使用するために、
・ハロートークに存在する危険人物の特徴
・危険人物を回避するための注意点
・危険人物を避けるためのプライバシー/検索許可設定方法
などをご紹介していきます。
まだアプリをダウンロードしていない方は、危険人物に合わないためのプライバシー設定方法をご紹介するので、ダウンロード・無料会員登録後に再度ご覧ください。
出会い目的にうんざりしてハロートークのアカウントを削除する前に、ぜひ一度本記事をご覧ください。
また、まだハロートークの概要や特徴を把握できていない方は下記記事もあわせてご覧ください。
ハロートークの危険人物ってどんな人?
まずは、ハロートークの危険人物がどんな人なのかを確認していきましょう。
今回は、ハロートークの危険人物を下記の通り4つに分けて紹介します。
国際ロマンス詐欺
まず1つ目は国際ロマンス詐欺です。
海外に在住している相手に対する恋愛感情を悪用されて、現金が奪い取られてしまう手法ですね。
詐欺にかけるために、
・ハイスペックであることを装う
・イケメンもしくは美女の画像をプロフィールに設定する
・こまめに返信する
・好意を表す言葉を混ぜる
などを繰り返し行い、恋愛感情を相手に持たせた上で、プロポーズや会いに行く約束を行い、最終的に航空券代や将来のための投資などのためにお金を振り込ませる手口です。
僕はまだ出会ったことがありませんが、危険なのでご注意ください。
詐欺師は相手が疑問を持ちそうな内容に関しても対策を考えています。
好意を持った相手のことは信じてしまいがちですが、お金の振り込みなどの行動に移る前に、一度冷静になる時間を設けるようにしましょう。
出会い目的
次に、出会い目的の人たちです。
出会い目的の人たちは、連絡を取り始めてすぐに会おうと言ってきたり、住所を聞いてきたりします。
僕も何通か出会い目的のメッセージを受け取り、「彼女いるから会えない」と言ったら既読無視されて連絡が来なくなって経験があります。
あとは、どうやったら日本人の彼氏ができるかを相談されたこともあります笑
ハロートークには純粋に言語を学習しようとしている人と出会い目的ですぐに会おうとしてくる人の両方が存在するので、判断が難しいところではありますが、すぐに住所やLINEなどを聞いてきたり、すぐに会おうとしてくる人に対しては警戒するようにしましょう。
恋愛目的を避けて、仲の良い友達を作る方法についてはこちらの記事をぜひご覧ください。
宗教勧誘目的
ハロートークを使用している方の中には宗教勧誘を目的としている場合もあります。
日常会話などをしていて、相手から宗教関係の話に切り替えられた場合は要注意です。
もちろん、勧誘目的ではなく、純粋に文化を知るために宗教の話をしてくる方もいると思うので、話を進めていく中で強引に勧誘されなければ問題ないと思います。
投資勧誘目的
最後に、「投資してお金を稼ぎましょう。」と勧誘してくる方です。
タワマンの画像をあげていたり、高級車に乗っていたりとお金持ちアピールをしている人には注意が必要です。
また、それに加えて、アイコンが美男美女の場合は特に警戒するようにしましょう。
InstagramやTikTokなどでもよく見かけますが、裕福な暮らしをしている様子を投稿し、投資に勧誘してくる詐欺の手口である可能性があるため、注意が必要です。
ハロートークの危険人物の特徴
それでは、ハロートークの危険人物の特徴をいくつか確認していきましょう。
プロフィールの記載や投稿がない
プロフィールが記載されていなかったり、投稿が一つも無い場合は注意が必要です。
ハロートークを始めたばかりである可能性はあるため、数回やり取りしてLINEをすぐ聞かれたり、すぐに会おうと言われたりした場合にやり取りをやめる判断をしても良いかもしれません。
また、プロフィールに記載されている内容が語学に触れてない場合や、語学関係のものが投稿されていない場合は警戒した方が良いでしょう。
アイコンが美男美女である
次にプロフィールのアイコンがあまりにもイケメンだったり、美少女だったりすると拾い画を疑っても良いでしょう。
ネットで拾ってきた画像を使って相手に好意を持たせようとしている場合があるため、注意が必要です。
本人である可能性もあるので、Googleの画像検索機能を活用したり、投稿内容やプロフィールに記載してある内容から判断すると良いでしょう。
メッセージが日本語の直訳である
次に、メッセージで送られてくる内容がその他の言語を日本語に機械などを使って直訳した文章である場合は本当に言語学習者か疑うようにしましょう。
判断がつかない場合は、こちらもプロフィールに書かれた内容や投稿の内容を確認して真面目に言語を学習してそうか判断すると良いでしょう。
危険人物を回避するために注意するべき項目
それでは、危険人物を回避するために注意すべき項目についてご紹介していきます。
危険人物がいることを把握しておく
まず、前提として危険人物がいることを把握しておきましょう。
「ハロートークは語学学習アプリで出会い系ではないからそういう目的の人はいないはず」、と思わないようにしましょう。
自分は大丈夫とは考えず、危険人物に引っ掛かるかもしれないことを頭に入れておくと、簡単には引っかからないでしょう。
事前に相手のプロフィールを確認する
次に、連絡を取る相手のプロフィールを事前に確認しましょう。
こちらは、危険人物の特徴部分でご紹介したように、真面目に言語学習を行っているかを判断するためです。
基本的に、真面目に学習している人のプロフィールには、「学習期間」や「間違いが見つかったら訂正お願いします。」など、言語に関する文章が記載されているはずです。
必ずしも当てはまらない人もいますが、注意しておくと良いでしょう。
自分のプロフィールを工夫する
自分のプロフィールを工夫することで、出会い目的の人からのメッセージを減らすことができます。
僕も、「I have a girlfriend. I’m not interested in dating.」と記載したところ、恋愛目的のメッセージを受信する確率が減った気がします。
また、顔写真を載せないようにすることも、出会い目的の人を避けることにつながることでしょう。
危険人物を避けるためのプライバシー設定
危険人物との遭遇を避けるためにはどのように設定を行うと良いのでしょうか?
ここでは、「プライバシー設定」の方法をご紹介します。
プライバシー設定画面への移行はプロフィール画面から行います。
まず、プロフィール画面で右上のマークをタップします(下記参照)。
その後、設定の一覧画面が表示されるため、「プライバシー」という項目を選択します(下記参照)。
その後、プライバシーの一覧画面で下記項目を他の人に表示するかを設定できます。
・都市
・地方
・年齢
・オンライン状況
特に、ハロートークで危ない目に遭わないように、「都市」「地方」「位置情報を更新」をオフに設定しておきましょう。
こうすることで、自分の住んでいる場所が他の人に公開されなくなります。
また、「オンライン状況」についても、あまりメッセージを受け取りたくない場合はオフにしておきましょう。
オンライン状況を確認して、相手がオンラインの場合はメッセージを送るようにしている人もいるはずなので、反対にたくさんメッセージを受け取りたい方はオンにしておくことをおすすめします。
「年齢」に関しては、個人的にはどちらでも良いかと思います。
危険人物を避けるための検索許可設定
前章では、危険人物を避けるための「プライバシー設定」の方法をご紹介しました。
ここでは、「検索許可設定」についてご紹介していきます。
HelloTalk IDでの検索を許可
HelloTalk IDでの検索を許可するかどうかを設定します。
プロフィール右上の六角形のマークをクリックした後に表示される画面で、「HelloTalk IDでの検索を許可」の項目から設定できます。
現実の知り合いにハロートークのアカウントを教えるときに役に立ちます。
そのため、友人にアカウントを教えるときだけオンにして、それ以外はオフにしておいて良いと思います。
僕も基本はオフにしてます。
私を検索できる人を制限する
ハロートークでは、先ほどご紹介したプロフィール右上から移行できる設定一覧画面の「プライバシー」を選択した後に、「私を検索できる人」という項目が表示されます。
「私を検索できる人」の設定画面では、下記のような5つの項目を設定できます。
・両方の言語マッチ
・同じ性別のみ
・年齢の範囲(18〜90歳)
・近くの方が私を探すことができません
・検索から隠す
両方の言語マッチ
自分が勉強している言語のネイティブスピーカーかつ、自分の母国語が相手の勉強している言語とマッチしている場合のみ検索に表示される設定です。
例えば、自分が日本人で英語を勉強している場合は、相手の第一言語が英語であり、相手が日本語を勉強している場合にのみ相手の検索欄に自分が表示されます。
自分が英語を学習しているのに、英語を話せない人とマッチしてしまうと勉強が進まないため、ONしておくことをおすすめします。
同じ性別のみ
そのままですが、自分が設定している性別と同じ性別の人のみが自分を検索できます。
異性から検索されたくない場合に活用しましょう。
年齢の範囲
自分を検索できる人の年齢範囲を設定します。
一番下は18歳、上は90歳まで設定可能です。
近くの方が私を探すことができません
自分の現在地に近いユーザーが検索を行った場合に自分が表示されるかを決めます。
少し怖いな…
と思う方はオフにしておくと無難です。
検索から隠す
「検索から隠す」は一定の期間、もしくはオンにしている間、誰からも検索されないようにする設定です。
「検索から隠す」設定の詳しい説明は別記事をご覧ください。
危険人物に出会った場合の対処方法
注意していても危険人物と遭遇してしまう場合があります。
そんな時は、どのように対処したら良いのでしょうか。
ここでは、いくつかおすすめしたい対処方法をご紹介していきます。
ブロック/通報
まずは、「ブロック」です。
ブロックする方法は単純で、相手とのトーク画面の右上にある六角形のボタンをクリックします(下記参照)。
その後、下の方にスクロールしていくと「ブロック」と表示されるので、クリックして危険だと人物をブロックしましょう。
ブロックすると、相手からのメッセージが届かなくなります。
また、ブロックのすぐ下に「通報」という項目もあるため、相手が危険人物だと判明したら通報しておきましょう。
なんとなく怪しいかも…くらいでしたら、相手が真剣に言語学習に励んでいる可能性もあるため、ブロックまでに留めておくことをおすすめします。
ブロックしたら相手にどう表示されるのか気になる…
そんな方は、ハロートークでブロックしたら(されたら)どうなるのかを別記事でご紹介しているため、そちらも合わせてご覧ください。
アカウント削除
ハロートークが嫌になってしまった場合はアカウントを削除することも1つの手です。
あまりにも出会い目的など、危険な人が多すぎて、嫌になってしまった場合は、オンライン英会話などに切り替えるようにしましょう。
ハロートークのアカウントの削除方法は別記事でご紹介しています。
まとめ
いかがでしたか?
ハロートークは、無料で海外ユーザーと通話できたり、分からない英語フレーズを投稿して解説してもらえたりと便利なアプリである一方で、危険人物も多数存在しています。
他人事にせず、自分で自分の身を守ることが、楽しく英語学習を続けるために非常に大切です。
ぜひ、今回ご紹介した設定変更や危険人物と出会った場合の対処法を使いながら、ハロートークを活かした英語学習を進めてみてください。