・Real英会話の特徴やメリットデメリットが分からない
・Real英会話を使った勉強方法が分からない
・Real英会話の口コミが見つからない
こんな悩みはありませんか？
Real英会話はネイティブが使う表現を会話形式で勉強できるアプリです。
アプリは現在、iPhone用しかないようです。iPhone用のリンクは「まとめ」に貼ってます。
全部で3200個以上の表現を勉強することができます（2023年10月6日時点で3234個）。
アプリは買い切りですが、フレーズはどんどん追加されていくので値段以上の価値があります。
フレーズは複数のカテゴリーに分けられており、日常生活で使える「あいさつ」や「食べる時」、「買い物」から、「仕事」や「スポーツ」など特定の場面で使う表現まで選んで勉強できます。
全てのフレーズにネイティブの音源が付いているため、発音やリスニングの勉強にも効果的です。
英語の表現や単語だけだとどのような場面で実際にその表現を使うことができるのかが分からないという方も多いと思いますが、紹介されている英語表現は全て会話形式になっており、実際にフレーズを使っている場面を想像しながら学習できます。
単語や表現だけを覚えると、使う場面が分からなくなることってありますよね？
「Real英会話」では、会話形式で英語フレーズが掲載されているため、実践で使える英語が身につきます。
本記事では、そんな「Real英会話」の特徴やメリットデメリット、使える機能に加えておすすめの勉強方法をご紹介していきます。
この記事から分かること
・Real英会話の特徴やメリットデメリット
・Real英会話を使った勉強方法
・Real英会話の口コミ
それでは内容に入っていきます。
Real英会話の特徴
「Real英会話」は、実践で使えるフレーズをシチュエーションごとに例文と発音付きで学習できるアプリです。
サブスクリプションタイプではなく、買い切りなので、一度購入するとその後はお金を払わずに学習を継続できます。
実際にネイティブスピーカーが使う合計3200個以上のフレーズが、いくつかのカテゴリーごとに収録されているため、自分が使いたいシチュエーションに合わせて、使いたいフレーズを優先的に学習できるため、モチベーションを維持しやすいのも大きな利点です。
その他にも、まだアプリ内に掲載されていない自分が気になっているフレーズをリクエストできたり、買い切りにも関わらずフレーズが追加されたりする他にオフラインで使えるなど、魅力がつまっています。
Real英会話の機能
それでは、Real英会話の機能についてご紹介していきます。
Real英会話には、下記のような4つの機能が備わっています。
・録音機能
・お気に入り機能
・学習機能
・リクエスト機能
それぞれの機能についてみていきましょう。
今回は、「あいさつ」カテゴリー内にある「またね（Catch you late.）」を例に説明していきます。
お気に入り機能
まずは、お気に入り機能です。
Real英会話では、後から見直したいフレーズに☆マークをつけることができます。
下記画面の左上にある青い四角をクリックすると、☆マークがつきます。
下記のように一覧画面からもお気に入りにしたフレーズが確認できるため、一目でどのフレーズを復習すべきか分かります。
また、お気に入りに登録したフレーズだけをまとめた一覧ページを使って学習することもできます（下記参照）。
便利な機能なのでぜひ活用しましょう。
学習機能
Real英会話の学習機能では、自分が気になっているコースを選択して勉強を進めることができます。
例えば、「クイック学習」タブでレベルを初級（レベルは初級・中級・上級から選択可）にして「基本英会話」を選択すると、下記写真のように5つフレーズが表示されます。
学習を開始すると、下記写真のように、英語フレーズが表示されます。
スワイプすると問題に移ります。
「コース選択」では先ほど説明したコースの一部を選択して、リスニング練習やスピーキング練習ができます。
自分が勉強したいコースを選ぶようにしましょう。
その他に、学習履歴を確認することもできるため、どこまで勉強したか分からなくなることはなさそうです。
リクエスト機能
次に、リクエスト機能をご紹介します。
リクエスト機能では、直接ネイティブの先生に気になる表現をリクエストすることができます。
英会話の練習をしていると、自分が言いたいことをうまく伝えられずにモヤモヤしてしまった経験が少なからずあると思います。
文章や表現が複雑になればなるほど、インターネット上で情報を探すのが難しくなってしまいますよね。
そこでこのリクエスト機能が役に立ちます。
「これってどう表したら良いんだろう？」と思う文章があれば、リクエストフォームがあるのでここから質問しましょう（下記参照）。
ちなみに、他の人が過去に質問した内容を遡って確認できるので、他の人が気になっていた表現を勉強することもできます。
対面では、質問内容が簡単すぎないかの判断ができずに質問が苦手な方であっても匿名で質問ができるため、とても便利です。
また、アプリの右下にある検索機能を使うことで、気になる表現がアプリ内のフレーズとして紹介されていないか、他の人が先に質問していないかを確認することもできるので、ぜひ有効活用しましょう。
録音機能
フレーズが表示されている画面で、真ん中のマイクマークを押すと、自分の声を録音することができ、音声認識により、発音が正しいかを判定してくれます。
録音した音声を自分で聞くこともできるので、自分で発音が正しいかどうかを確認することもできます。
Real英会話を使ったおすすめの勉強法
それでは、Real英会話を使ったおすすめの勉強法をご紹介していきます。
STEP1: 表現をインプットする
まずは、英語表現をインプットしましょう。
英語表現をインプットする際には、自分が興味があって使ってみたいと考えているカテゴリーから取り組みましょう。
興味が持てる内容や直近で使えそうな表現を学ぶことで、モチベーションを維持しやすくなります。
フレーズを1つずつ確認して、音声を聞きながら簡単な発音練習（ちょっとしたアウトプットです）も行いましょう。
音声を聞きたい場合は、フレーズが表示されている画面で気になる吹き出しをタップしましょう。
タップすると、下記のように吹き出しの色が変わって音声が流れ始めます。
音声に合わせて数回発音練習を繰り返したら、その表現を後々見返したいかどうかの判断を行います。
後から見直したい場合は、先ほどご紹介したお気に入り機能を活用して、後から見直せるようにしていくと良いでしょう。
気になるカテゴリーが特にない方は、「テリーのTOPフレーズ」を使いましょう。
音声再生の場合は、「自動再生モード」を使うこともできるので、毎回聞きたい部分をタップするのが面倒くさい方はぜひ試してみてください。
自動再生モードは、フレーズが表示されている画面で、右下の再生マークを押すと使用できます。
STEP2: 実践でアウトプットする
ある程度、英語フレーズのインプットができたら、次は実践形式でアウトプットを行いましょう。
実践形式のアウトプットには下記のような方法があります。
・鏡を前に置いて独り言を呟く
・外国人の友人と会話した際に意識的にフレーズを使ってみる
・HelloTalkなどの言語交換アプリで相手を見つけて使ってみる
・英会話カフェやオンライン英会話で使ってみる
実践形式でアウトプットすることで、フレーズが身につきやすくなるだけでなく、どんな場面で使えるのかを判断することにもつながるため、ぜひ積極的にアウトプットしてみてください。
ちょっとしたポイント
アウトプットの場を作る前におすすめしたいのが、LINEで自分だけのグループを作って、使ってみたい表現をメッセージとして送っておくことです。
こうすることで、使いたい表現リストを簡単に作ることができます。
僕も、新しい表現を使いたい時は、自分の英語用LINEグループの表現を見直してから外国人の友達と話してみるようにしています。
ぜひ試してみてください。
Real英会話のメリット
それでは、Real英会話のメリットを確認していきましょう。
Real英会話のメリットは下記の通りです。
・全ての表現に例文と音声がついている（フレーズは3200個以上：10月時点）
・買い切りなのにフレーズが追加される
・隙間時間にオフラインで勉強できる
・英語と日本語の表示を切り替えられる
全ての表現に例文と音声がついている（フレーズは3200個以上：10月時点）
先述しましたが、「Real英会話」に掲載されている表現は、ネイティブが実際に使う英語フレーズであり、例文（短い会話のやり取り）と音声がついています。
各フレーズの画面にそのフレーズを使ったやり取りが掲載されているおかげで、実際に使う場面を想像しやすいです。
2023年の10月時点で3200個以上の英語フレーズが収録されています。
買い切りなのにフレーズが追加される
「Real英会話」のアプリは1200円で購入することができます。近年増えているサブスク型ではなく、買い切りなので、初回以外に費用は発生しません。
それにもかかわらず、フレーズがどんどん追加されます。
先ほどご紹介したようなリクエスト機能を使用できる点や、フレーズが新しく追加される点を考慮すると、すごくお得な値段設定ですね。
隙間時間にオフラインで勉強できる
「Real英会話」のアプリは、オフラインでも下記機能を使用できます。
・英語フレーズの学習
・フレーズの検索
そのため、電波が悪い状況などでも使用することができます。
アプリ自体もさくさく動くため、ちょっとした隙間時間にも使用できます。
僕は、電車通勤をしていると電波が強くなったり弱くなったりするため、非常に重宝しています。
英語と日本語の表示を切り替えられる
初期設定では英語フレーズの画面で英語と日本語が表示されていますが、英語表現のみ、日本語表現のみといった表示方法の切り替えができます。
切り替えは、左下の・・・マークから可能です。
英語のみを表示することで、日本語訳なしで英文を理解できるかを確認できますし、日本語のみを表示することで、フレーズを正しく覚えているのかを確認することができますね。
Real英会話のデメリット
Real英会話のメリットをご紹介しました。
ここでは、反対にデメリットについてご紹介していきます。
長文を読む練習や文法の勉強はできない
「Real英会話」はフレーズ紹介に特化したアプリです。
フレーズごとに短めのやり取り（会話）がついているため、使い方を理解することはできますが、ストーリー性がありません。
そのため、長文を読んで流れを理解したり、文法の勉強はできないと思った方が良いでしょう。
また、TOEICなどの資格取得のために英語を学習している方にも向いていません。
資格対策をしたい方は、資格に特化した勉強がおすすめです。
これからTOEICの学習を始めたい方は別記事でポイントやおすすめ教材をまとめているので、そちらをご覧ください。
解説が短め
各フレーズには、解説がついていますが、2~3行程度の簡単なものとなっています。
ある程度英語の基礎知識があり、ネイティブが使う表現を身につけたい方にはうってつけのアプリですが、反対に初心者で英語にあまり触れたことがない方は、解説が不足している印象を持ってしまう可能性があります。
そのため、初心者の方は、他の文法を学習できるテキストやアプリを並行して使うことをおすすめします。
Real英会話に収録されているフレーズの例
Real英会話にはどのようなフレーズが収録されているのでしょうか。
今回は、X（旧Twitter）の「Real英会話」のアカウントからいくつかご紹介します。
I’ll let you go now.（そろそろ電話切るね。）
Still though.（それでも）
You missed the boat.（チャンスを逃した。）
Real英会話の口コミや評判
これまでReal英会話について学習方法やメリットデメリットなどをご紹介しました。
ここでは、Real英会話の口コミや評判についてご紹介していきます。
ネット上のポジティブな口コミ
ネット上のネガティブな口コミ
ネット上でネガティブな口コミはこれといって見つかりませんでした。
2年以上Real英会話を使い続けて思ったこと
それでは、僕が実際に2年以上「Real英会話」を使い続けて思ったことをご紹介していきます。
大きく分けると下記4つです。
・紹介されているフレーズが実践ですごく使える
・日本語英語の切り替えが良い
・買い切りなのにフレーズが増えてびっくり
・カテゴリーごとに学習できるため興味がある分野を集中して学習しやすい
僕は、今年の3月から英語を使う会社で働いていますが、以前は英語で会話する機会がなく、HelloTalkやオンライン英会話を活用して話す機会を作っていました。
Real英会話で学習した内容を実践で使うと、「よくそのフレーズ知ってるね。」と言われたことが複数回あります。
また、相手が話している中で、「あ、これReal英会話に出てきてたフレーズだ。」と思ったこともあり、実践で使えるフレーズが収録されていることを実感しました。
日本語と英語の表示を切り替えることで、フレーズを定着させることができる点や、買い切りなのにどんどんフレーズが追加されていく点は、購入後に知って驚きました。
また、英語フレーズが複数のカテゴリに分けられているため、興味があるカテゴリだけを重点的に勉強することができ、非常に便利だと思いました。
僕は、一時期「フォーマル」関係を重点的に勉強していました。
その他にも、下記のようなカテゴリが用意されているため、ぜひ自分が興味を持てるものがあるかを確認してみてください。
◆カテゴリ例◆
あいさつ、初対面の時に使えるフレーズ、食べる時、カジュアル、車内、買い物、恋愛、好きと嫌い、ことわざ、感情、怒る時、待ち合わせ、感謝する時、言い訳をする、天気、電話、パソコン、アドバイス、フォーマル、接客など
Real英会話以外におすすめしたい英語学習アプリ
最後に、Real英会話以外におすすめしたい英語学習アプリをいくつかご紹介していきます。
上手く組み合わせることで、Real英会話だけではカバーできない部分の対策も可能となるため、ぜひ併せてご覧ください。
瞬間英作文
1つ目は、「瞬間英作文」です。
瞬間英作文では、表示された日本語から英語を作る練習ができます。
瞬間英作文には、紙の教材とアプリがありますが、隙間時間を活用するならアプリがおすすめです。
アプリには、下記のような特徴があります。
・日本語から英語に短い時間で翻訳する練習になる
・一冊に音声付きで多くの文章が含まれているので色々な表現が身につく
・上手く英訳できなかった文章はチェックマークをつけて後からそれだけ見返せる
有料版ですが、文法を勉強したい方にはおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。
Redkiwi
次に、「Redkiwi」です。
「Redkiwi」はYoutubeの動画の切り抜きから英語を学習することができます。
Redikiwiは映画やコメディ、海外のアニメや音楽など様々なジャンルの動画を使ってシャドーイングやディクテーションができるアプリで、リスニングの練習だけでなく、英語表現をネイティブの解説付きで勉強することができます。
Redkiwiのディクテーションでは、1シーンごとに動画が止まり、動画で話された英語の文章を、選択肢にある単語を使って作り上げることができます。
「Redkiwi」の特徴は下記の通りです。
・自分が興味を持てる分野の動画を使って学習できるので楽しめる
・ディクテーションを徹底する必要があるため、自分の弱点がわかる
・英語表現の解説がわかりやすい
・アプリの操作性が高い
制限はありますが、無料版を使用することができるので、ぜひ一度試してみてください。
ちなみに有料版は買い切りではなく、サブスク形式になります。
StudyNow
最後に、「StudyNow」というアプリです。
こちらは日本も含めた世界中のニュース記事から英語の勉強ができます。
このアプリのすごいところは、ニュース記事に日本語訳だけではなく、音声が付いているところや、各単語や表現がとても詳しく説明されているところです。
文章が長めに書かれている上級者向けの記事から初心者向けの簡単な記事まで用意されているので自分のレベルに合わせて勉強を進めることができます。
「StudyNow」の特徴は下記の通りです。
・世界中のニュースから英語を日本語訳や音声付きで勉強できる
・記事中に出てきた英語フレーズの詳細な解説を受けられる
・後から見直したい単語はお気に入り登録できる（有料版のみ）
こちらも制限はありますが、無料版から使うことができるので、ぜひ試してみてください。
有料版は、買い切りではなくサブスク形式になります。
Real英会話を活用してネイティブが使う表現を身につけよう！
Real英会話について知っていただけたでしょうか？
Real英会話には、ネイティブが使うフレーズが多数収録されており、実践で使える表現を会話形式の例文で学習することができます。
また、毎月支払いが必要となるサブスクリプションではなく、買い切りであるため、お財布にもやさしいです。
フレーズはどんどん追加される上に、リクエスト機能で気になるフレーズを追加してもらうこともできるので、継続的に勉強できます。
ネイティブが使う表現についてコスパ良く勉強したい方はぜひチェックしてみてください。
