TOEICのPart6は問題数が少ないにも関わらず、時間をかけてしまうことってありますよね。
Part6はPart5とPart7が混ざったような問題形式であるため、目標時間内に解けるようになることで、Part7の長文読解問題に移る前に準備ができますし、リーディングで高得点を狙いやすくなります。
そうはいっても、
苦手だしどう勉強したら良いか分からないよ…
勉強しているけどなかなか解けるようにならない…
と思っている方もいることでしょう。
そこで、本記事では、これからTOEICのPart6の勉強方法や問題集を探している方、苦手意識があってこれらを見直したいと考えている方に向けて、
・TOEICのPart6対策におすすめの勉強法
・TOEICのPart6対策におすすめの問題集
・TOEICのPart6のスコアが独学で伸びない時の対処法
などを紹介していきます。
ぜひ最後までご覧ください。
TOEICのPart6対策におすすめの勉強法
それでは、Part6の対策におすすめしたい勉強法をご紹介していきます。
文法を見直す
まずは文法の見直しが重要です。
Part6では、一部Part5形式の問題も出題されます。
そのため、各単語の品詞を把握することや、文章からどの時制の単語が入るのかなど、文法の見直しが必要になります。
Part5形式の問題についてはPart5を解くときのコツで紹介しているのでそちらをご覧ください。
語彙力を鍛える
次にPart5と同様に、語彙力の強化が重要です。
TOEICでよく出る単語がまとめられている「金のフレーズ」を使ってしっかり対策しましょう。
それに加えて、「特急シリーズPart5」や「特急シリーズPart6」で出てきた知らない単語を覚えることも重要です。
単語は単語帳アプリやメモアプリにまとめたり、自分だけのLINEグループを作ってそこに知らない単語をどんどん追加し、隙間時間で見直すこともおすすめです。
精読で文章を読む力をつける
精読はリーディングのスコアを伸ばす上で不可欠です。
精読はざっくり説明すると、文章を読みながら分からない単語や文法の構造を理解し、文章がスムーズに頭に入るようにするための練習です。
Part6は精読で文章構造を把握する必要があります。
Part6にかけて良い時間は短いのでスピードを重視しがちですが、重要な部分を読み飛ばすことによる返り読みは更なる時間のロスにつながります。
まずは、正確に読めるようになってからスピードを求めると良いでしょう。
精読の概要や詳しいやり方も紹介しているのでぜひご覧ください。
リスニング対策とは異なり紙の問題集を使う
リスニングではabceedなどのアプリを使ってスマホでの学習をおすすめしましたが、Part6とPart7は紙の教材を使った勉強をおすすめします。
本番環境に近い状態で勉強を行うためと、スマホの小さい画面で読みにくいせいでスコアが下がることを避けるためです。
文章が読みにくく、何度もスクロールする必要があることが原因で回答に影響が出るのはあまり良くないですよね。
Part5もできれば紙の方が良いと思いますが、長文ではないので個人的にはスマホでも問題はないと考えています。
外の移動中はリスニング、帰ってからはリーディングのように、分けて勉強を進めると良いかもしれません。
TOEICのPart6対策におすすめの問題集
それでは、TOEICのPart6対策におすすめの問題集を紹介していきます。
各Partに特化した形ではなく、リスニングやリーディング、全体を通して力をつけるための模試など、TOEIC対策におすすめの参考書は別途紹介しているので、ぜひそちらもご覧ください。
特急Part6
Part6も特急で対策できます。
各Partに特化する形で勉強できるので、パターンに慣れたり、問題の解き方を練習したりするには最適な問題集です。
初心者向け
英語が苦手で全然聞き取れない方はこちらの問題集から試して、慣れてきたら「TOEIC L&R TESTパート6特急新形式ドリル」へと移行するのが良いと思います。
中級者向け
文法にあまり苦手意識がない方はこちらを2周〜3周して問題形式に慣れた後に、公式問題集で先読みの練習をしながら対策を進めていくのが良いと思います。
僕は、Part5と同様に、最初の一か月はPart6の問題に慣れるために特急シリーズを使い、間違えた問題には印をつけて、その問題を確実に正解できるようになるまで繰り返しました。
答えを覚えてしまった場合は、どういう理由でこれが正解になるのか、問題を解くときは常に理由づけて解くようにすると良いと思います。
公式問題集
公式問題集は2回分の模試が収録されています。
TOEICでは本番で問題を持ち帰ることができないため、実質一番TOEICの本番に近い問題がまとめられている問題集です。
まだ一冊も持っていないという方は、一番新しい分から使っていきましょう。
現時点での最新の公式問題集は11です。
TOEIC L&Rテスト でる模試 リーディング700問
この問題集の一番の特徴はTOEICのリーディングの模試が7回分入っているところです。
リスニング用は別に一冊あるためこの問題集には収録されていませんが、リーディングの問題を回数こなすことで解けるようになりたい方にはおすすめです。
しかし、
・回答や日本語訳はついていても詳細な解説がついていない。
・問題のレベルが他の問題集と比べて高い。
という問題点があるため、TOEICの問題に慣れている中級者以上の方にはおすすめできますが、まだ問題に慣れていない方は挫折につながるかもしれないので注意してください。
特急シリーズや公式問題集の後に、もっと回数をこなしたい方はぜひご検討ください。
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問
こちらも語彙問題の対策には有名な問題集です。
全体的に問題の難易度が高く、時間をかけてでもしっかりと対策をしたい方にはおすすめです。
正直に言うと、あまり勉強に時間をかけられない場合や900点台まで目指していない方は特急だけでカバーできると思うので、ぜひあなたの現状と照らし合わせてみてください。
TOEICのPart6のスコアが独学で伸びない時の対処法
なかなか自分だけだと勉強が続かない方はTOEIC対策アプリや、オンライン英会話スクールの活用がおすすめです。
時間がなかなか取れない方は効率的に隙間時間を活用できるTOEIC対策アプリ、モチベーションを維持できない方はオンライン英会話スクールを有効活用しましょう。
ここからはTOEIC対策に使えるアプリやオンライン英会話スクールをいくつかご紹介します。
スタディサプリTOEICコース
スタディサプリ(TOEIC用)は、TOEICに特化した対策ができるアプリです。
隙間時間を使ったTOEIC対策や、実践形式の問題への回答を通して、効率的に学習できます。
アプリは月額制で有料ですが、短期間で効率よくスコアを上げたい方、まとまった時間が取れずに隙間時間で着実に勉強を進めたい方にはおすすめです。
また、1週間の無料体験期間も設定されており、有料コースへの移行前に、あなたの勉強スタイルと合っているかを確認することもできます。
ぜひ試してみてください!
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Santa アルク
Santaは、600万人の利用者がいるAI学習アプリで、学習レポートをもとに専用のおすすめ学習に関する提案を受けることができます。
診断テストからTOEICスコアを95%の精度で予測し、予測スコアの分析をもとに目標スコアとの差分を明確にすることができます。
・単語学習
・リスニング
・リーディング
の全てに対応できるため、TOEICスコアで伸び悩んでしまっている場合やこれから短期間で高得点を取得する必要がある場合はぜひ試してみてください。
ちなみに、僕がSantaの無料のTOEICスコア診断を受験した結果と受験の手順はこちらにまとめています。
アプリダウンロードから受験、結果の確認まで10分くらいで終わるので、隙間時間にぜひ自分のスコア予測を確認してみましょう。
こちらはスタディサプリのTOEICコースと比較すると少し難易度が高めですが、ぜひ挑戦してみてください!
桐原オンラインアカデミー
桐原オンラインアカデミーは資格対策特化のオンライン英会話で、Next Stage [ネクステージ]などの英語学習教材を出版している「桐原書店」と、日本人講師のオンライン英会話「ワールドトーク」が共同開発しています。
日本人講師のもと、TOEICや英検の準備を専用のカリキュラムにのっとって短期集中で進めることができます。
無料で一度レッスンを体験できるので、一度TOEICの勉強方法について相談してみたい方はぜひ挑戦してみてください!
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ワールドトーク
ワールドトークはバイリンガルの日本人講師がメインのオンライン英会話です。
英会話力の向上はもちろん、TOEICや英検対策用のレッスンも受講できます。
また、海外で働いている講師も多数在籍しているので、ビジネスシーンのお話やプレゼンテクニックなどを教えてもらうこともできます。
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TOEICのPart6の勉強法や問題集に関するQ&A
最後に、TOEICのPart6の勉強法や問題集に関するQ&Aをみていきましょう。
TOEIC Part6の参考書のおすすめは?
まだ問題に慣れていない方には特急シリーズがおすすめです。
問題形式に慣れている方は、非公式問題集などを活用して問題数をこなすと良いでしょう。
TOEICのPart6はどんな問題が出ますか?
TOEICのPart6は長文の穴埋め問題が合計16問出ます。
詳細はこちらをご覧ください。
まとめ
いかがでしたか?
本記事ではTOEICのPart6が苦手な方へおすすめしたい勉強法と問題集をご紹介しました。
Part6の問題数は少ないものの、リーディングで高得点を目指したい方はできるだけ正解する必要があります。
しかしながら、どう勉強したら良いか分からない方も多いと思うので、もし悩んでいる場合は、本記事で紹介した内容を試してみてください。
隙間時間を活用して効率的に勉強を進めたい方は、スタディサプリのTOEICコースがおすすめです。
7日間の無料体験期間が設けられているため、まだ試したことがない方はぜひ挑戦してみてください。
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