TOEIC Part1は全部で6問と少ないため、Part3やPart4を優先し、勉強が後回しになっている方も多いと思います。
しかし、写真問題特有の単語や表現に慣れていなければ、英文を聞き取れても正解を選べないことがあります。

問題が6問しかないやつだよね…



6問しかないけど、対策すれば全問正解も狙えるパートだから重要だよ。
僕もTOEIC300~400点台だった頃はPart1を安定して解けませんでしたが、「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」を3周し、ディクテーションや選択肢の分析を続けたことで、安定して解けるようになりました。
そこで、本記事では、TOEICのPart1を対策したいけど勉強方法や問題集で困っている方に向けて、以下を紹介します。
- TOEIC Part1のおすすめ勉強法
- 問題集を使った具体的な復習手順
- 初心者・中級者におすすめの問題集
- Part1の問題集を選ぶポイント
TOEICのPart1で高得点を取りたい方はぜひ最後までご覧ください。
TOEIC Part1のおすすめ勉強法5つ
リスニング問題の対策には、コツを使うことも重要ですが、スコアを安定させるためにはリスニング力を伸ばす必要があります。
ここでは、まずTOEICのPart1対策に効果的な勉強方法を紹介していきます。
ディクテーションとシャドーイング
「ディクテーション」と「シャドーイング」は、どちらもリスニング力を伸ばすために効果的な勉強方法です。



どっちもなんとなく聞いたことあるかも…



ディクテーションは聞いた英語を書き起こす学習法で、シャドーイングは聞こえた英語をそのまま復唱する勉強法だよ!
Part1の対策では、特に間違えた問題や自信を持って回答できなかった問題を使い、読み上げられた英文を書き出す練習をしてみましょう。
ディクテーションやシャドーイングに取り組むことで、自分が聞き取れない音やフレーズ、音のつながりが分かるため、リスニング力の向上を目指せます。
TOEIC対策でシャドーイングに取り組んでみたい方は以下の記事もあわせてご覧ください。


どちらも難易度は高めですが、英語特有の音のつながり(リンキング)や発音を理解できるようになることでしょう。
Part1の写真問題を複数解いて形式に慣れる
TOEICでスコアを伸ばすためには問題形式に慣れる必要があります。
問題を解くときは、写真からどんな英文が読み上げられそうかを予想する練習をしましょう。
また、問題を解いた後は、正解の選択肢だけでなく、残りの3つがなぜ写真と一致しないのかも確認しましょう。
不正解の理由まで説明できるようになると、似た構造のひっかけにも対応しやすくなります。



慣れてくると、本番でも写真から「ここが出そうだな」と予想できるようになり、高得点につながります。
「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」はPart1が50問も収録されているため、ぜひまだ使ったことがない方は試してみてください!
言い換え表現を覚える
TOEIC全体を通して言えることですが、以下のような言い換え表現をできるだけ多く覚えましょう。
・car → vehicle
・table → furniture
・piano → musical instrument
金のフレーズや銀のフレーズの単語を覚える際に、類義語やより広い意味を持つ上位語をセットで暗記しておくと試験本番でのひっかけに対応しやすくなります。
英語の音に耳を慣らす
英語のリスニング全般で重要なことですが、短時間でも毎日英語の音を聞いて、英語の音に耳を慣らすことが重要です。



忙しい時は一日10分だけでも良いので、リスニングができるように時間を確保しましょう。
身近な写真からPart1で読まれそうな英文を作る
最後に、自分で撮影した写真やフリー素材を見ながら、Part1で読まれそうな英文を作ってみましょう。
人物の動作や持ち物、周囲にある物、物の配置などを英語で表現することで、写真のどこに注目すればよいのかが分かるようになります。
本番でも、写真から選択肢の内容を予測しやすくなるでしょう。
TOEIC Part1問題集の効果的な復習方法
TOEIC Part1の問題集は、一度解いて答え合わせをするだけでは十分に活用できません。
正解の選択肢だけでなく、聞き取れなかった原因や、残りの選択肢が不正解になる理由まで確認することが重要です。
ここでは、Part1の問題集を使う際におすすめしたい復習方法を4つのステップに分けて紹介します。
最初は音声を途中で止めたり、スクリプトを確認したりせず、本番と同じように1回だけ聞いて回答しましょう。
最初から何度も音声を聞くと、本番で正解できる問題なのか、繰り返し聞いたから理解できた問題なのか分からなくなってしまいます。
回答する際は、正解だと思う選択肢を選ぶだけでなく、問題ごとに以下のような印をつけておくと復習しやすくなります。
- ○:自信を持って正解できた
- △:正解したが迷った
- ×:間違えた、またはほとんど聞き取れなかった



正解した問題でも、消去法で偶然正解していた場合は「△」にして、復習の対象に含めましょう。
答え合わせでは、正解の選択肢だけでなく、4つすべての英文を確認することが重要です。
正解の英文については、「写真のどの部分を説明しているのか」を確認します。
不正解の英文については、以下のような観点から、なぜ写真と一致しないのかを考えてみましょう。
- 写真に存在しない人物や物が含まれている
- 人物の動作が写真と異なっている
- 物の位置関係が一致していない
- 動作と状態を取り違えている
- 写真からは判断できない目的や会話内容が含まれている
- 似た発音の単語を使ったひっかけになっている
不正解の理由まで説明できるようになると、同じようなひっかけが別の問題で出てきたときにも対応しやすくなります。
分からなかった単語や表現は、その問題の英文だけで覚えるのではなく、写真の状況と結びつけて覚えることがおすすめです。
答え合わせが終わったら、間違えた問題や「△」をつけた問題を使ってディクテーションを行いましょう。
ディクテーションとは、聞こえてきた英文を書き取る勉強方法です。
音声を一文ずつ聞き、聞き取れた内容を書き出した後、スクリプトと比較します。
すべての問題をディクテーションすると時間がかかるため、以下の英文を優先するのがおすすめです。
- ほとんど聞き取れなかった英文
- 単語は知っているのに音を認識できなかった英文
- 似た発音の単語を聞き間違えた英文
- 受動態や現在進行形を取り違えた英文
スクリプトを確認した際は、単に正しい英文を書き写すのではなく、どの音が聞き取れなかったのかを確認してください。
最後に、スクリプトを見ながら音声に重ねて発音するオーバーラッピングや、音声に少し遅れて発音するシャドーイングを行うと、英語の音と意味を結びつけやすくなります。
一度復習した問題でも、時間が経つと単語や表現を忘れてしまうため、間違えた問題と「△」をつけた問題は、翌日と1週間後を目安に解き直しましょう。



解き直す際も、スクリプトは見ずに音声を1回だけ聞いて回答します。
正解できた場合でも、答えそのものを覚えていただけでは十分ではありません。
「この英文が写真と一致する理由」と「残りの選択肢が不正解になる理由」を説明できるか確認してください。
同じ問題で繰り返し間違える場合は、原因を以下のように分類すると、自分の弱点が分かりやすくなるでしょう。
- 単語や表現を知らなかった
- 英語の音を聞き取れなかった
- 文法や英文の意味を理解できなかった
- 写真の確認が不十分だった
- 動作と状態を取り違えた
単に問題数をこなすのではなく、間違えた原因を一つずつ減らすことでPart1の正解率が安定するでしょう。
僕が300点台から820点を取るまでに問題集を3周した方法
僕がTOEICの勉強を始めた頃は300点前後でした。
そこから本格的に勉強を始め、Part1・2の対策に使ったのが、「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」です。
この問題集にはPart1の問題が50問収録されていたため、僕は同じ問題集を3周しました。
当時は周回ごとに目的を細かく決めていたわけではありませんが、振り返ると、以下のような流れで理解を深めていました。
1周目は問題形式と単語を確認する
1周目は、まず問題を解きながら、Part1でどのような写真や英文が出てくるのかを確認しました。
当時は知らない単語や表現も多く、英文を聞き取る以前に、単語の意味が分からないことも多かったです。
そのため、間違えた問題は解説とスクリプトを読み、知らなかった単語や言い換え表現を確認しました。



最初から正解率を気にしすぎず、Part1の問題形式と頻出表現に慣れることを優先していました。
2周目は聞き取れなかった英文を重点的に復習する
2周目では、1周目で間違えた問題や、正解したものの自信がなかった問題を重点的に確認しました。
特に意識したのは、スクリプトを読めば理解できるのに、音声では聞き取れなかった英文です。
このような問題は音声を繰り返し聞き、単語同士の音のつながりや、自分が認識できなかった発音を確認しました。
答えを覚えている問題でも、英文を聞いて写真の内容と結びつけられるかを意識して解き直しました。
3周目は写真から英文を予測して解く
3周目は、音声が流れる前に写真を確認し、どのような英文が読まれそうかを考えてから問題を解きました。
人物の動作、持っている物、周囲の状況などを見て、「この人物の動作が出題されそう」「背景にある物が主語になるかもしれない」と予測します。
実際の英文を聞いた後は、正解を確認するだけでなく、自分が予測した内容とどこが同じだったのか、どこが違ったのかも確認しました。



この練習を繰り返したことで、本番でも写真のどこを見ればよいのかが少しずつ分かるようになりました。
この問題集だけでTOEIC全体のスコアが上がったわけではありませんが、特急シリーズや金のフレーズなどを使って勉強を続けた結果、初めて受験した公式TOEICで680点を取得し、その約1か月後には820点を取得できました。
Part1・2特急を3周したことで、写真描写問題の頻出表現や英語の音に慣れ、Part1に対する苦手意識も少しずつ減っていったと感じています。
TOEICのPart1におすすめの問題集
ここからはPart1対策におすすめの問題集を紹介していきます。
| 教材 | 対象 | 役割 |
|---|---|---|
| 初心者特急 パート1・2 | 初心者 | 基本的な問題形式に慣れる |
| パート1・2特急 難化対策ドリル | 中級者以上 | Part1・2を集中的に演習する |
| 公式TOEIC L&R問題集 | 全レベル | 本番形式で実力を確認する |
| 銀のフレーズ | 初心者 | 基礎語彙を補う |
| 金のフレーズ | 600点以上が目安 | TOEIC頻出語彙を補う |


TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
TOEIC Part1の対策には、問題数と質、値段を考慮すると特急シリーズが圧倒的にコスパが良くおすすめです。
特に、「abceed」というアプリを使えば、特急シリーズの音声を無料で聞けます。



通勤中などにもちょっとした隙間時間でリスニングができるので非常におすすめです。
初心者向け
英語が苦手で全然聞き取れない方は、特急シリーズの初心者向け教材がおすすめです。
慣れてきたら「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」への移行を検討しましょう。
中級者向け
英語がある程度聞き取れる方はこちらがおすすめです。
僕が当時820点を取得した際は、「TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル」を繰り返し解いていたので、Part1・2を集中的に対策したい方にとって、繰り返し活用しやすい問題集だと思います。
公式TOEIC Listening & Reading問題集
次におすすめしたいのは公式TOEIC Listening & Reading問題集です。
特急シリーズで問題形式に慣れてきたら、2回分の模試が収録された公式問題集を解いてみましょう。
TOEICでは本番では問題を持ち帰ることが禁止されているので、公式問題集は個人でできる一番TOEICに近い問題がまとめられている問題集と言えるでしょう。



まだ一冊も持っていない方は、一番新しい分から使っていきましょう。
TOEIC L&R TEST 出る単特急金のフレーズ
金のフレーズでは、TOEICで頻出する単語を目標スコア別に学べます。



600点、730点、860点のように、レベルごとに単語が分かれており、目標にあわせて勉強できるので非常に便利です。
600点以上を目指している方は、金のフレーズを語彙学習に活用しやすいでしょう。
銀のフレーズ
TOEIC初心者や、まず600点を目指して基礎語彙を身につけたい方には、銀のフレーズがおすすめです。
金のフレーズにも言えることですが、単語帳は「abceed」をダウンロードして、アプリ内で購入するのがおすすめです。
電車移動中やお店の列の待ち時間などの隙間時間にスマホ一つで単語を勉強できます。



僕は本を購入しましたが、隙間時間の有効活用に向けてアプリでも購入し、家では本、外ではアプリのように併用していました。
本で勉強を続けにくい方はTOEIC対策アプリも選択肢
| アプリ | おすすめする人 |
|---|---|
| スタディサプリTOEIC | 講義・演習・復習を一つのアプリで行いたい人 |
| Santaアルク | AIに苦手問題を選んでもらいたい人 |
| abceed | 特急シリーズをスマホで利用したい人 |
講義から復習まで一つにまとめたい方はスタディサプリTOEIC、AIに学習内容を選んでもらいたい方はSantaアルク、特急シリーズなどの教材をスマホで利用したい方はabceedがおすすめです。



その他にもTOEIC対策におすすめのアプリは以下の記事にもまとめているのであわせてご覧ください。


TOEICPart1の勉強方法や問題集に関するQ&A
それでは最後に、TOEICPart1の勉強方法や問題集に関するQ&Aを確認していきましょう。
TOEICのPart1は何問ですか?
TOEIC Part1の問題は全部で6問です。
英語初心者がTOEIC Part 1で正解数を上げるためには?
TOEIC Part1で正解数を増やすためには、写真問題で使われる単語や表現を覚え、問題演習を繰り返すことが重要です。
答え合わせでは正解だけでなく、残りの3つの選択肢が不正解になる理由まで確認しましょう。
まとめ
今回は、TOEIC Part1の勉強方法やおすすめの問題集を紹介しました。
Part1は独特の問題形式ですが、頻出表現を覚え、同じ問題集を繰り返し復習することで、6問全問正解を目指せます。
写真の見方や消去法、頻出のひっかけについては、「TOEIC Part1のコツと対策」で詳しく解説しています。
他のパートの教材も含めて探している方には以下の記事もおすすめです。


ちなみに、隙間時間で効率的に勉強を進めたい方は先ほど紹介したスタディサプリTOEICコースがおすすめです。



7日間の無料体験トライアルが設けられているため、まだ試したことがない方はぜひ挑戦してみてください。
ぜひ、隙間時間を使いながら対策して、点数を上げていきましょう!
\ まずは7日間の無料体験へ! /
リスニングが苦手な方や聞き取れない方に見てほしいリスニング対策の勉強方法や解き方のコツをまとめた記事も公開しているので、そちらもぜひご覧ください。






